そら 様、初めまして。
お子様の矯正治療の結果が気になる事と拝察申し上げます。
実際にお子様の顔面、
口腔内や
レントゲン、歯型等を拝見致しておりませんので、確定的な事は申し上げられませんが、非
抜歯矯正で、前歯部がフレアアウトして少し前突傾向になる事が有ります。
対応と致しましては、
1.ディスキング
2.アンカースクリューを固定源として、再度の非
抜歯矯正
3.
小臼歯抜歯による、再矯正治療
等が有ります。
1.は、ご質問に有る様に、歯と歯の間を少し(0.5mm以内)削合してスペースを作り前歯をひっこめる方法。
ごく軽度の
前突の場合に限られます。
下顎の前歯に用いる事は時にあります。
上顎の前歯の場合は、下顎よりは難しい場合が多いです。
2.は、奥歯の
歯茎(骨)に小さなねじ(スクリュー)を打ち込み、それを固定源として、歯列全体をひっこめる方法。
一番現実的な方法です。
きちんとした認定医の矯正歯科で診て頂く事をお勧めいたします。
一口に矯正歯科といっても、その実態(技術力)は様々ですので、きちんとした認定医の矯正歯科を選ぶ1つの選択肢としまして、下記の基準を御紹介致します。
1.日本成人矯正歯科学会認定医
2.日本矯正歯科学会認定医
3.日本臨床矯正歯科医会会員
4.自立支援法(育成・更生医療)指定医療機関
1〜4のどれかを標榜している医療機関は、一定水準以上の技術レベルの施設です。
ホームページ等で調べる事が出来ます。