歯のお悩み相談詳細

ご相談

根の治療と銀色の詰め物について、治療の進め方が不安です。

マツ様42歳女性
今通ってる歯医者の治療に疑問をもっています。
治療方法と、銀の被せ物の前の銀の詰め物についての質問です。

今、根の治療をし、銀の被せ物をするため、型をとってから銀の物が埋められ平らになっている状態です。
まだ被せてはいません。
噛み合わせを見て、次回一週間後に銀の被せ物をすると思います。

ここまで根の治療にも10回以上行き、説明はほとんどなく突然何か詰め、型をとり次の週に銀が埋められていた感じです。

私の根の治療のイメージですが、最後はとても細い棒(薄めのオレンジ色だったり歯医者によって違う色もありました)を何本か入れる…というものでしたが、そうではなく、何か炙っているように見えました。
その後型をとり、一週間後に行った所、銀を被せるのではなく、その前の土台みたいな感じで銀を埋められ帰されました。
このような治療が初めてで、一般的にはどのような治療がされているのか気になりました。

もともと地域の昔からある歯医者で、機材の見た目も古く、新しいものを使っている感じがなかったので少し不安がありました。
(今までの歯医者は清潔感があり、使っている機会も新しいものとホームページに載っていたので)
銀の被せ物も、噛み合わせで削る時に、床に落としたりと本当に不安要素がいっぱいです。

特に今、気になるのはなるのは、銀の被せ物をする前の詰め物です。
私はレジンと言うのでしょうか、白いものでするのかと思っていたのに銀だったのでビックリしました。
今までの先生は全て説明してくれていたので、違和感を感じています。

他の歯医者もそうなのでしょうか?
銀は良いイメージがありません。
使った記憶も無いので一般的にはどうなのでしょう。
保険の範囲です。

しかも、土台の銀は他の歯の銀歯と色が違っていて、もしかしたら体に良くない銀を使っているのではないかと心配です。
色はツヤはなく、光をあてると他の銀より白いです。
先生も年のいった方なので余計に心配です。

銀は歯が割れやすかったり、溶け出したりなど、あまり使わなくなってきていると聞きましたが、他の歯医者はどうなのでしょうか?
これは普通なのでしょうか?

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
根っこの治療後の後の処置についての疑問ですね。

何が普通かというとよく使われているものということが普通だとしたら、銀で作るものも普通だといえます。
根っこの治療をした後上のかぶせをする前に土台の状態にします。
子の土台のことをコアといいます。
その土台を作る材料が今回使用された銀合金ということです。
昔は大半がこの銀合金だったので、とても普通といえます。
最近はレジンというプラスチックのものの物性が上がってきたのでレジンコアというものが増えてきています。(その場合中に金属の芯を入れます。)
またその中に入れる芯としてグラスファイバーを使用するということも保険適応になりました。
こちらのほうがまだまだシェアは少ない方法だと思います。
(普通ではないんでしょうか?)

コアとして使う銀合金はあまり硬すぎると根っこに歯を割る力がかかってしまうので、被せに使うものよりもずっと柔らかいものになっています。
(とはいえレジンよりはずっと固いですが。)
最終的にかぶせる金属も金銀パラジウム合金です。
水銀は今は全く使われていませんが銀とは別物ですから心配いりません。
ただ銀合金は確かに歯質の色を変色させる可能性などは否定できませんが、逆にむし歯にはなりにくいという特性もあり、あえて銀合金を使っている先生もまだまだ多くいると思います。

治療方法としてはオーソドックスな治療だと思いますが、長年それで問題がないのであれば、あえて変える必要もないということも一理あり、保険でも通常行われる治療としてあるものなので、そこまで心配する必要はないと思いますよ。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
マツ 様、初めまして。
根管治療後の治療方法が気になる事と拝察申し上げます。

文面より推測致しまして、根管充填後の築造をされているものと思われます。
築造は、被せ物の「土台」部分です。

土台には、
 1.銀合金の土台
 2.複合レジンの土台
 3.ファイバーポスト+複合レジン
等が有ります。
両方とも健康保険の摘要です。

昔は、銀の土台が主流でした。
近年は、複合レジンの割合が増えてきております。
特に前歯は、複合レジン、ファイバーポスト+複合レジンの割合が多く、奥歯は銀合金の土台が使われる場合が有ります。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
銀の土台ですがまだ普通に使われているとは思いますが、この先だんだん変わっていく傾向にあると思います。
きちんとした、保険点数にしてもらえればもっと加速すると思われます。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
根管治療が終わった後の補綴(被せる処置)の際、被せるには土台が不足して利る時、その土台からまず作らなければいけません。
健康保険内の治療には、メタルコアとその他のコアとして取り扱いがあります。
その他のコアは、ピンやファイバーを差し込んでレジンで形態を整えるものですが、メタルコアは型を取って金属(銀合金など)で作ります。
メタルコアも一般的に使用されているものでご心配には及びません。

歯科医院を探す

全国約68,000件の登録歯科医院より、お住まいの地域や治療内容にあった歯科医院を検索できます。

根(神経)の治療に関するお悩み相談

お口の悩みを歯科医師に相談する

ログイン 歯の悩みを相談 歯科医院を検索