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ご相談

虫歯治療後ジンジンとした痛みがあり、神経を抜くことになった。

なっちゃん様42歳女性
上の前歯間の虫歯の治療(間を少し削り詰め物を行った)の2週間後に、左上前歯〜左上全部にジンジンとした痛み、冷たい物、熱い物で激痛が生じるようになりました。
再診では原因不明との事で、他院を受診した所、原因は歯ぎしりとの事でマウスピースを作成。
着用開始し一週間後、左上前歯に限局したジンジンとした痛みが残っており、医師がその歯を叩いたところ、激痛が走りました。
医師より、歯根部まで炎症が広がってる可能性があるとのことで、その左上前歯の神経を抜くことになりました。
なぜ、そこまで分からなかったのか、歯根部の炎症は神経を抜いて治るのか(ただ痛みを感じなくしただけではないか)、治療法に不安があり相談しました。
※歯がしみるのは治るけど、物を噛んだときの痛みは残ると言われました。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
なっちゃん 様、初めまして。
充填処置後の疼痛でお困りの事と拝察申し上げます。

実際になっちゃん様の口腔内やレントゲン等を拝見致しておりませんので、確定的な事は申し上げられませんが、一般的に深いむし歯を充填した後、しみたり、疼痛が発現する場合があります。
象牙質内の象牙細管を通して温度刺激、接触刺激、酸味刺激等が歯髄内の神経に伝わる為です。

1.症状が漸次減少傾向に向かう場合は、3カ月程経過観察です。
歯髄腔内部に二次象牙質が造成して来て、神経が守られ、疼痛が消失する場合があります。

2.症状が漸次増加傾向に向かう場合は、歯髄炎に移行しつつあります。
抜髄(神経を取る)に至る場合もあります。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
前歯の虫歯での疑問ですね。
小さなむし歯、ということですが歯の神経(歯髄)が大きければ、そこまでの距離は非常に短いものです。
また最初は痛みがなかったけれども削ったりといった刺激で炎症が急性化してしまうことは、どうしても一定程度は可能性としてあります。
なせそこまでわからなかったのか、、、とのことですが、小さなむし歯とはいえ象牙質まで達したむし歯はそうなる可能性はありえるので、痛みが出ないようにということなら最初から神経をとってしまったほうがいい、というようなことになってしまいます。
それでは過剰な診療であろうということで、出来る限り神経を残すことがよいことだとされていますが、その中にはどうしても痛みが出て神経をとらないといけない場合もあるということです。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
このような症状ですが、正直なところ経験します。
神経までの感染等は正直分かり兼ねますので、基本はなんとか神経を残す、残したい方向で治療を始めると思います。
ですので決して間違った治療ではないと考えます。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
まず、しみる歯に詰めたレジンを外し、歯髄の鎮静化を図り改善するか確認してみてもよいかもしれません
どうしてもだめな時は、抜髄もやむを得ないでしょう。
神経が炎症をおこし歯根膜症状が出ているのであれば、適切な根管処置が行われれば、根尖部の炎症は治まります。
勿論、抜髄処置をすれば一時的に歯根膜症状(咬んだ時に感じる痛み)は激しくなるかもしれませんが、それも治まってきます。

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