久しぶりに歯医者にかかられるんですね。
急に歯が痛んですでに神経まで達しているむし歯があるという
口腔内から想像すると、ほかの歯に関しても
歯周病、むし歯など全顎的にしっかりと治さないといけなさそうな感じがします。
歯石がたくさんたまっているのを取っていくと歯と歯の間がすーすーして隙間が空いたような気がします。
実際に開いてしまうんですが、それが正常な状態です。
好き好んで患者さんの口の中を血まみれにすることはありません。
それでも、血まみれになってでも
歯石をしっかり取っていかないと歯がぐらついて
抜歯をするような段階になってから何とかしようと思ってもどうしようもない、ということになって、手遅れになってしまうようなことがあります。
ご自分でしっかりとお口の中を見てみましょう。
歯茎の腫れ具合、ヘリについている
歯石、
歯茎の赤み具合、引き締まり具合などしっかりと観察してみましょう。
それらがどうなっていくのかを、観察していきましょう。
よく見れば専門家でなくてもそれくらいは十分わかるはずです。
そして、それが治っていっているようであれば今の歯科治療は正しいということです。
10年、20年かけて溜まった
歯石を数回程度で全部取り切ることはできません。
麻酔をして
歯茎の中の
歯石までしっかりとることも必要かもしれません。
場合によっては手術が必要かも知れません。
歯周病を治すということはそれほど大変なことです。
(
保険では
歯周病の治療には回数まで決まっていて、一足飛びに手術はできませんし、
歯石を
麻酔して取るという初期治療だけでも最低8回ほどはかかります。むし歯、神経をとる処置を考えると4回の治療回数でできる範囲はまだまだだと言えます。)
いい先生に当たったようです。
しっかりと治療を進めていってメンテナンスまでしてもらうようにしていきましょう。