妊娠中の治療はとても気になりますよね。
妊娠中に
歯茎が腫れたりすると大変な思いをされますよね。
治療につかったものがなんであるのかを特定することは難しいですが、おそらく
抗生剤の軟膏か何かだと思います。
イソジンでの消毒はイソジンアレルギーでなければ問題ないと思います。
(妊婦さんの帝王切開の際でもおなかにドバっとイソジンを塗って消毒してるくらいですから。)
抗生剤の局所投与ですが、その量は内服に比較して非常に少ないものです。
例えば
抗生剤を1錠服用してそれが全身に回るのにどれだけ薄まるでしょう。
その数分の一の量が局所にとどまることでその場所の
抗生剤の濃度は数十倍になり、非常に効果があります。
そして何より考えないといけないのが、この治療によって得られるメリットです。
歯茎が腫れて膿んでいるという状態は、細菌が
歯茎の中で増殖し、
膿を持っているという状態です。
細菌や細菌の毒素が血液を介して全身を回っているという状態です。
当然このことは胎児にも影響を与えてしまいます。
この問題を解決するためにイソジンや
抗生剤を使用しようとしたとき、そのデメリットだけを考えると現状の回復は望めません。
たとえ
抗生剤の問題があるといっても、現状の問題よりはましであるというときには処置をすべきということになります。
そして今回のイソジンや局所投与の
抗生剤はその影響はほとんどないとされているものです。
そう考えると一刻も早く
歯茎の腫れを治すことのほうが大切であるということがお分かりいただけると思います。
早く良くなるといいですね。