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ご相談

根の治療後、舌で歯を押すと痛みがあります。

レビュー様26歳男性
最近根の治療をして、神経をとりました。
治療後は詰め物をして次も根の治療があるので、と言われその日は終わりました。
痛みがでることもあるのでということで痛み止めをもらいましたが、飲んだ後ジンジンとした痛みはなくなったものの、詰め物を舌で押したり歯の周りを横に押したりすると痛いです。

再度診察してもらいましたが詰め物を取り、中を綺麗にして綿?みたいなものを詰めて前回みたいに削った歯の上まで詰め物がない状態でおわりました。
詰め物があるとかえって痛みが出てしまうのかもしれませんとのこと。

その後、今も押すと痛みがあります。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
神経を取った歯ですので、根の先は怪我をしている状態に似ています。
ですので、きちんと蓋をしてもらい、1週間から10日くらい治療を続けながら経過をみてください。
徐々に治まるのが通常かと思います。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
歯は骨とくっついていますが、直接ではなく根の表面にもつき、骨にもくっついている繊維性の組織を介してくっついています。
この組織が歯にかかる圧力に対しての感覚受容器になっています。
ものを噛んだ時硬いもの、軟らかいものの判断はこの組織がします。
神経を取った後は暫くこの組織の容量(限界値)が小さくなるので圧力に対して敏感になります。
異常なことではありませんので心配いりません。
次第に回復してきます。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
歯の根っこの治療についてのお悩みですね。

歯の根っこの中の管というのは、もともとそこに歯髄という神経や血管が入った組織が入っていました。
神経を取るということはその組織を根っこの先端あたりまでとってしまうということです。

根っこの先には血管神経が入るための穴が開いています。
その先には当然骨があります。
神経を取るということは、その部分までの根っこの中の管をきれいにして細菌が増殖しにくいようにということをすることです。
そのあたりを触ると骨や歯根膜というところに炎症が起きます。
そうすると歯を動かしたりするときには痛みが出たりします。
また細菌感染によって圧力が高まるとそれによっても痛みが出ることもあります。
そういう場合には圧力を下げるために、あえてふたをしないという方法をとることがあります。
(私はこの方法は細菌感染を起こす可能性が有るのでしませんが、そのあたりは歯科医師の考えで絶対こうするものということは決まっていません。)

今回の痛みが物理的なものなのか、細菌も絡んでいるものなのかなどを見極めながら症状などを見て処置をしていくというのが根管治療です。

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