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ジルコニアの被せ物をするには、どのような条件がありますか?

きのこ様40歳女性
左上のブリッジをするのに通院してます。
保険診療ですすめてます。
本当はジルコニアがしたいのですが、専業主婦でまだ子供が小さく二人が幼稚園に通うまでは働けないので、働くようになれば、ジルコニアにしたいと思っているのですが、、、。
今回初めて抜歯ブリッジなどにすることになり、今まで何も考えずにきた自分を責めました。
歯についてすごく悩み、調べまくって、自分の歯の大事さ、後悔で激しく落ち込み、これ以上失うことのないように、メンテナンスもかかさないと決めました。
調べていくうちに、色々知ったのですが、まずファイバーコア保険で出来るようになったとあり、私は将来はジルコニアに、と思っていることもあり、コアだけでもファイバーコアにしたいのですが、説明はなく、また、調べても、保険ファイバーコアが出来るようになったとホームページにも書いていないので分からないのですが、全部の歯科医院が出来るようになったということではないのでしょうか?
インターネットでファイバーコア保険診療と検索してもあまり出て来ません。
それから、右上4.5番の銀歯が半分被せてある歯が虫歯なのですが、まだそちらの治療までいけてないうちに、最近痛みが出てきました。
銀歯を外し、治療したら、保険の白い歯を入れたいのです。
こちらも将来はジルコニアなどの歯に変えたいです。
しかし白い歯は条件があると書いています。
それぞれ単冠なのですが、それ以外にどんな条件があるか教えていただきたいです。
よろしくお願いします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
処置方針についてのお悩みですね。
確かにファイバーコアが今年になって保険導入されました。
ただまだあまり普及していないというのが現状だと思います。
ファイバーコアというものは確かに歯根破折を防ぐということでよいとされていますが、何が何でもいいというわけではなく、術者の操作によってその性能が左右されやすい材料です。
また土台の形状によってはやはり金属のコアを使用するという補綴の専門家もおられます。
歯科医師によってもなるべくファイバーコアを使用していこうという考えと、長期的に見てまだまだ時期尚早だと考える歯科医師もいるということ、個々の症例で場合によってはファイバーコアがいいけれども、この場合にはあえてファイバーコアは適応でないとする考え方などなど様々あり、コストの面なども含めてすべてが患者さんの希望通りになるか、というと難しい面があるというのが現状です。

右の方の話ですが、小臼歯にはCAD/CAM冠という被せが保険適応になりました。
ただこれも適応があるか無いかは歯科医師の判断によります。
いくら白い歯にしたいと思っても被せの高さが低すぎたり、強度的に持ちそうにないと判断した場合には歯科医師は保険での白い歯にはしないこともあり得ます。
2年間は被せが壊れたら歯科医師は無償でやり直さなければなりません。
なので裁量権は歯科医師の側にもあります。
また施設基準と言って白い被せをするという保険の届け出を行っている診療所と、そうでない診療所があります。
届け出をしていないところでは望んでも保険での白いCAD/CAM冠はできません。
この場合被せについて書いていますが、むし歯を詰め物で修復できれば白いレジン(プラスチック)でできることもあります。

実際の治療方法はもっと多岐にわたって様々あり、実際に診てみないことには処置方針というのは決めにくいので、あくまで白くしたいというような希望を言うにとどめておいたほうがいいと思います。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
ファイバーコアについては、保険適応ですが取り扱っている先生と取り扱っていない先生がいると思います。
ご希望なら確認してお願いしてみてください。
特に診療側に縛りがあるということはありません。

また、小臼歯に対する白い被せ物ですが、従来からある硬質レジンジャケット冠というものは同様に縛りが無い補綴物として存在しますが、割れやすいということでやりたがる先生は多くはなかったようですが、それでもよければお願いすればして頂けると思います。

2年前の健康保険の改定で、フィラーを高密度充填させたコンポジットレジンを加圧・加熱重合したハイブリッド型レジンブロックをコンピューターを利用して削りだすシステムで加工したものを被せることができるようになりました。
こちらは、従来のものより大分丈夫です。
ただし、この方法で健康保険治療をしようとすると、診療側として、やりますの届出と同時に、どこの技工所にお願いするかまでも届け出が必要で、すべての医療機関が取り扱っているわけでもない状況です。
CAD/CAM冠(キャドキャムかん)取り扱っていますか?と聞いてみてもよいでしょう。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
ファイバーコア保険で可能になりました。
それは間違いではありません。
また、CADCAMとういうことで4番5番も白い歯にすることは可能ですが、かみ合わせや隙間などの問題で白いが壊れることが予測できる場合は金属になる可能性が高いです。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
きのこ 様、初めまして。
ファイバーコア保険診療と4.5番の白い歯について、お知りになりたい事と拝察申し上げます。

ファイバーコアは、今年の1月から、全ての保険医療機関で取り扱う事が出来ます。

保険の白い歯には、

1.硬質レジンジャケット
義歯の鈎歯には不可

2.CAD/CAM ハイブリッド
施設基準認可の歯科医院に限る

3.大臼歯硬質レジンジャケット冠
歯科用金属アレルギーを有する者に限る
医科からの診療情報提供が必要

等があります。

一般的に抜歯後の治療用には、以下の方法があります。

1.部分義歯(取り外し式の義歯
殆ど全てのケース適用出来ます。(健康保険適用)

2.ブリッジ
欠点:前後の歯を削らなければならない。(健康保険適用)

3.インプラント
健康保険

費用がかかりますが、長い目で見ますと、歯を大事にする観点からは、3.のインプラントが1番お得です。

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