るんママ 様
ご子息がう蝕(
虫歯)が多くご心配をなさっているのですね。
お気持ちはよくわかります。
しかし、あまり心配ばかりするのではなく「これからどうするか!」に全力を集中するようにしましょう。
以下のようなことを考えてみました。
1)歯科医院に月3回お通いとのことです。
その間、食事についての指導はありましたか?
もしありましたら、それをできるだけ実行するようにしましょう。
もし、指導を受けていなかった場合、お近くに「小児歯科」の専門医がいれば、一度相談してみてください。
近くになければ、「歯と口から伝える食育 『食べ方』からの食」岡崎好秀編著、東山書房、とか「歯で守る健康家族 歯育・食育・治療の決め手」丸橋賢/文、現代書館など(他にもいろいろな本があります)。
食事を改善することで、
自浄作用(食べながら歯を綺麗にする)やよく噛むことで
唾液(つば)をよく出るようにして歯を綺麗にしたり、
永久歯をしっかりした歯にすることを考えましょう。
2)
フッ化物洗口は指導してもらいましたか。
ヨーロッパでは
フッ化物洗口は6歳からとなっていますが、これは、水道水や砂糖そして塩に
フッ化物を入れていることからです。
日本ではそのようなものに
フッ化物を入れていないため、含嗽(うがい)ができるようになれば
フッ化物で口をゆすぐことでう蝕を予防できます。
濃度や回数は歯科医師に相談してください。
これらも小児歯科専門医であれば指導をしてもらえます。
3)先にあげたことと重なりますが「おやつ」はどのようにあげていますか。
炭素源(甘いもの)は子供のエネルギーになります。
必要なものなので、1日のうち時間を決めて摂取するようにしましょう。
そのあとは、お水かお茶(日本茶には
フッ素も含まれています)を飲んで口の中の糖分(甘み成分)を流すようにしましょう。
この他にも考えられますが、とりあえず、悩む必要はないので、できることから実行して、健康な歯を育てるように考えて行きましょう。
心を痛めないで、前を向いてお子様と向かい合ってください。
健康なお子様に育つよう願っています。