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転んで前歯を打ち、歯に動揺があります。歯髄が死んでしまう可能性は?

やまひつじ様36歳女性
1才4ヶ月の子どもですが、遊んでいる最中に転んで前歯を打ち、前歯の下の端が2ミリほど欠けてしまいました。
打った直後から現在まで出血はなく本人は元気ですが、直後に歯科で診てもらったところ多少の歯の動揺があるようです(固定するほど大きな揺れではないようです)。

そこで以下についておうかがいできますでしょうか。

1.動揺があるということは、今後、歯髄が死んでしまう可能性が高いでしょうか。また乳歯の場合は歯髄が復活することもあると聞きましたが、それはどのくらいの確率なのでしょうか。

2.数ミリとはいえ欠けており、先端が少し鋭利なので、欠けた箇所を埋めてもらいたいと考えていますが、乳歯の場合でもそのような対応は可能なのでしょうか(今後に影響するデメリットはあるのでしょうか)。また、そうした対応は、動揺が完全に収まってからにするなど少し期間を置いてからのほうがよいでしょうか。

まだ1才なので、歯髄永久歯に影響がないのかとても心配しております。
よろしくお願いいたします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
> 1.動揺があるということは、今後、歯髄が死んでしまう可能性が高いでしょうか。また乳歯の場合は歯髄が復活することもあると聞きましたが、それはどのくらいの確率なのでしょうか。

可能性はあると思いますが、高いかどうかについてはわかりません。
足をぶつけた、痛い、骨折をしてる可能性は高いですか?という質問があったとして、答えられるでしょうか?
ぶつけた程度は後からは判定できますが、現時点では誰にもわかりません。


> 2.数ミリとはいえ欠けており、先端が少し鋭利なので、欠けた箇所を埋めてもらいたいと考えていますが、乳歯の場合でもそのような対応は可能なのでしょうか(今後に影響するデメリットはあるのでしょうか)。

歯髄が露出しかかっているという事ならメリットがあると思います。
ただ、デメリットとしてしっかりとした処置ができるのか、そのために拘束するようなことが果たしていいことなのかどうか、その点については正解がありません。
簡単にできるならしたほうがいいですし、泣いて暴れるなら、しない方がましといったことも考えられます。


> また、そうした対応は、動揺が完全に収まってからにするなど少し期間を置いてからのほうがよいでしょうか。

外傷に対しては正解といったものがありません。
歯科医師もその都度その症例に対して出来ることを出来るだけ考え、その都度こうしたらいいのでは、と考えながら処置を進めていきます。
例えば電話で状況を聞いて来院してもらったときに、電話口ではこういったことが起きているだろうからこうしたらいいだろうと考え受け入れますが、実際見てみると全く違った処置が必要といったこともよくある、、、というか、そのほうが多いです。

外傷に対して経験が多そうな先生のところで、その先生を信頼して処置をしてもらうという事しかないと思います。
動揺があるうちに処置をしたほうがいいのか、それともしっかり待った方がいいのかを含めてです。)

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
> 1.動揺があるということは、今後、歯髄が死んでしまう可能性が高いでしょうか。また乳歯の場合は歯髄が復活することもあると聞きましたが、それはどのくらいの確率なのでしょうか。

まだ根が未完成の可能性もありますので、経過観察で正解かと思います。
神経復活についてですが、論文を読んだことがないので何とも言えないのが現状です。


> 2.数ミリとはいえ欠けており、先端が少し鋭利なので、欠けた箇所を埋めてもらいたいと考えていますが、乳歯の場合でもそのような対応は可能なのでしょうか(今後に影響するデメリットはあるのでしょうか)。また、そうした対応は、動揺が完全に収まってからにするなど少し期間を置いてからのほうがよいでしょうか。また、そうした対応は、動揺が完全に収まってからにするなど少し期間を置いてからのほうがよいでしょうか。

欠けた範囲にもよりますが、角を少し丸めてフッ化物など表面をコーティングして、のほうがいいように思います。

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