その治療法は、
歯周病の原因となる
口腔内の病原性細菌を
抗生剤で失くしてしまう療法と理解していますが、実際に取り入れていませんので、その治療法についてのコメントは避けたいと思います。
歯周病の主な原因が細菌であることは周知のことであり、それを除去することが治療で最も大切ことは現在の健康保険の歯周病治療の流れにも反映されています。
歯茎から血が出た、
歯茎が腫れた口臭が酷いなどの症状は、病気が進んだ結果であり、病状が進むということは、歯と
歯茎がはがれて同時に
歯茎が腫れて結果として
歯周ポケットが深くなり、
歯槽骨が溶けてくるということです。
歯科医院では、一般的に歯の磨き方を確認し、上手に汚れが取れるように指導して、同時にそれまでの習慣の結果付着した歯の周りの汚れを機械を使って除去しブラッシング効果が出やすい環境を整えます。
場合によっては外科手術が必要なこともありますが。
その結果、腫れた
歯茎は引き締まってきて組織として健康な方向に行けば、出血もなくなります。
ただし、骨がすでにある程度溶けてなくなっていますので、
歯茎が引き締まると、驚くほど
歯肉退縮が起こり、歯と歯の間に隙間ができて食べかすが詰まりやすい環境になってしまいます。
それを、放置すれば、せっかく良くなった
歯周組織もまた
炎症を起こしてきますので、その状態を維持することが重要です。
20歳を過ぎると老化が始まると言われています。
歯茎も経年的に次第に退縮してくるのが普通です。
一旦病気になった
歯茎の場合は、上記の理由で健康になるとき、その退縮度は一時的に大きなものになると理解してください。
歯茎が下がったことは心配の種ではありませんので安心してください。
先生も言われたとおり、よい方向に行っていると思います。
現在の状態を維持するよう定期的に管理して頂くとよいと思います。