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ご相談

半年前に神経を抜いた前歯が痛む。なぜでしょうか?

なる様28歳男性
半年ほど前に神経を抜いた前歯が何もしていなくても痛みます。
何故痛むのでしょうか?
また放置したらもっと悪化してしまうのでしょうか?

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
根っこの治療を行ったんですね。
神経を取るという処置は歯の中の歯髄という組織を取るということを行います。
歯髄の先端は骨の中から血管神経が入っているんですが、その当たりでぶちっと組織を取って、その部分をしっかりと蓋をするということを行います。
それが神経を取るという処置です。
神経が入っている根っこの管はそれは複雑な形態をしているときがあり、枝分かれをしていたり、扁平な形をしていたりと、とてもきれいに掃除するのが困難な場合があります。
そういう状況なのでときに痛みが続くことがあります。

痛みが続いている場合は再度根っこの治療を行うと楽になることもあります。
歯科医院で相談してみましょう。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
痛みかたもありますが、物を食べたときに痛む場合、なにもしなくても痛む場合など。
最終的につめた薬との相性なども考えられますので、一度見てもらいましょう。

川原 正照 先生からの回答

川原 正照
広島県
医療法人社団誠美会 川原歯科医院
川原 正照先生
神経の治療をするとまったく痛みがないように思いがちですが、実は歯の周りの神経は生きています。
歯髄と言われる、歯の動静脈と神経が感染すると、それをすべて取り去って、そのスペースにガッタパーチャという防腐剤のようなものを詰めます。
歯の神経を取るというのは太い幹(太い神経)から枝(細い神経)を折るようなもので、枝を折った後も、太い幹から樹液が出るように、症状はあって当然です。
その後、幹から樹液が出なくなり、腐らず落ち着いて初めて神経の治療が終わったといえます。

神経を取った後、歯の周りの神経にまで炎症が及んでいる場合は咬んだら痛いとか、腫れるとかいう症状が出ますのでそういう場合は炎症を抑える治療、再び感染した神経の治療、最悪の場合はひびが入って保存不可能になった歯の抜歯という治療が必要となります。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
なる 様、初めまして
神経の治療後の疼痛でお困りの事と拝察申し上げます。

一般的に、神経を取り、詰めた歯を咬んだ時に疼痛が残る原因には以下の様な要因があります

1.残髄炎
2.根管側枝の存在
3.副根管の存在
4.歯根尖周囲の病変
5.夜間就寝時の歯ぎしり
6.噛み締め癖
7.TCH
8.4、5、6が原因による歯根破折

5、6、7、8が存在する場合、口腔内には、以下の様な症状が出る事が多いです。

1.骨隆起
2.歯の咬耗
3.歯の摩耗
4.歯のヒビ
5.顎関節症状
6.被せ物詰め物がすぐ壊れる
7.知覚過敏様の症状
8.歯頸部くさび状欠損
9.舌の痛み
10. 舌圧痕
11.頬粘膜圧痕

かかりつけ歯科医院で、よく精査して頂いて下さいね。
お大事にどうぞ。

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