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2015/04/05

歯科関係者やその家族は虫歯が出来ませんか?ケアの方法は?

あいり様37歳女性
歯科関係の仕事に就かれている方やそのご家族の方々は、必ず虫歯が出来ない状況でしょうか?
ケアを実践していても、虫歯になってしまうことはありますか?

オーラルケアを怠るのに虫歯がない人がいますが、やはり体質や国籍により虫歯罹患率は変わるのでしょうか?

また、歯科関係の方の一日のオーラルケアの仕方が知りたいです。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
> 歯科関係の仕事に就かれている方やそのご家族の方々は、必ず虫歯が出来ない状況でしょうか?
> ケアを実践していても、虫歯になってしまうことはありますか?

残念ですが、むし歯になることもあります。
医者の不養生という言葉もあります。
ただふつうの人よりはケアについても詳しいし、できにくいとは思います。


> オーラルケアを怠るのに虫歯がない人がいますが、やはり体質や国籍により虫歯罹患率は変わるのでしょうか?
> また、歯科関係の方の一日のオーラルケアの仕方が知りたいです。

体質は非常に大きく関係してきます。
唾液の量であったり質であったり、粘着度だったりといったものでも違いますし、筋肉質でしっかり咬む人と、そうでない人では歯にかかる力も違いますし、食物による刷掃力も違ってきます。
もちろん食生活なども大いに関係してくるのでそういう環境も大きな違いです。
そういう意味で国籍、環境を含めてむし歯罹患率は大きく変わってきます。
たとえば40年前モンゴルではほとんどむし歯はなかったです。
でも食生活の変化や嗜好の変化で今はむし歯が非常に多くなっているといわれています。

私は歯科関係者ですが、ふつうに歯ブラシをしているくらいです。
ただ時間は20分くらいはかけて磨いています。
これは歯科関係者でも結構幅があるところで、歯間ブラシフロスまでしっかり使っている人もいればそうでもない人もいます。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
そのようなことはありません。
ケアをしても100%カリエスができないことはありません。
ただできにくいように、みんなケアをしています。

虫歯は概ね体質ではなく細菌の母子感染と言われています。
1.5-3.0歳までの間の細菌感染が無ければ虫歯はできにくいとされています。
要は虫歯のある人の口移しなどがよくいわれます。

その先ですが、微量のフッ化物の継続使用、きちんとしたブラッシング、フッ化物配合歯磨材、定期的なメンテナンスが重要です。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
あいり 様、初めまして。
歯科関係者の口腔ケアーについてお知りになりたい事と拝察申し上げます。


> 歯科関係の仕事に就かれている方やそのご家族の方々は、必ず虫歯が出来ない状況でしょうか?

私は、多くの歯科医師のむし歯治療を行って来ました。
入れ歯も沢山作りました。


> ケアを実践していても、虫歯になってしまうことはありますか?

ケアーだけでは、むし歯は防げません。
生活習慣、特に食生活習慣が大事です。


> オーラルケアを怠るのに虫歯がない人がいますが、やはり体質や国籍により虫歯罹患率は変わるのでしょうか?

体質は関係あります。
唾液の量、緩衝能が多いに関係します。
また、唾液中のクエン酸濃度も影響致します。
食生活習慣が、唾液にも関与します。


> また、歯科関係の方の一日のオーラルケアの仕方が知りたいです。

私は、朝晩の歯磨きのみです。
ただし、炭酸飲料、乳酸菌飲料、スポーツドリンクは一切飲みません。
ペットボトルは100%日本茶のみです。
勿論禁煙者です。

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