いろいろとお悩みのようですね。
>
歯列が狭くなる原因はなにがあるのでしょうか?
> 自分の場合右側がすごく狭いです。
原因は一概に言えませんが、子供、赤ちゃんの時からの筋肉の使い方、くせ、寝相、食事の形態、息の仕方、頬杖などのくせ、もともと持っている遺伝子、その他もろもろが複合的にかかわりあって狭くなってきたものと思われます。
> 口元が左に歪んでいます。
> それで
歯列が押されてるように思います。
> また斜めに埋まって
親知らずが生えていたりもしました。
> 今矯正で拡大したりしてますが後戻りしないのでしょうか。
矯正で動かすことができるのは歯と歯の周囲の部分的な骨だけです。
その範囲を超えての矯正となると外科の適応になります。
ただ
歯列の狭窄に対する外科はありません。
何とか今の骨の現状の範囲での歯の移動となります。
> 顎が小さく
抜歯が必要な
歯並びだが、
抜歯をすると更に歯列が狭くなり
噛み合わせも深くなる、首の張りや捩れなどの不定愁訴も酷くなると言われました。
> また下の奥歯は完全に起き上がらないとも言われました。
> 広い綺麗なアーチになれば体の状態も良くなるかなと思いますが、どうなんでしょうか。
もちろんそうできるものならやりたいと願うのが人間です。
でも骨を動かすというのはそう簡単なものではありません。
もう少し身長がほしい、といくら願っても大がかりな手術をしない限り背を伸ばすことはできないということはお分かりいただけると思います。
顎の骨も成長期であればもう少し何とかなる場合もありますが、12歳くらいを超えて成長期がだんだん止まるとともにその骨の形態を直すことは困難になってきます。
歯並びがたとえきれいになったとしても、体の状態が改善するかどうかは、だれにもわかりません。
(
歯並びがいくら良くても体の状態が悪い人はおられます。)