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生後10ヶ月の子どもの過剰歯と捻転歯の治療は必要ですか?

いっくんママ様45歳女性
生後10カ月になる男児の乳歯(右上Aの歯)の相談です。

上顎の左側Aが生えた後、左Bが見えだし、遅れて右側に数本現れ、左と位置がかなり違うので近所歯科を受診したところ、過剰歯の可能性を言われました。
その後2週間ほど観察を続けたところ、右側ABの間(A寄り、やや口唇寄り)におそらく過剰歯がはっきり現れ、Aが90度旋回(歯の表が左Aを向いている)して生えてきています。
現在、A、過剰歯、Bどれも3割ぐらい見えている程度です。

最初に受診した歯科ではレントゲンも難しく、半年後に見せに来るよう言われました。
また受診可能な矯正歯科に問い合わせたところ、2カ月待ち。
また乳児で治療することはほとんどないという説明(受付の方)でした。

90度回った歯があまりに衝撃的で、将来の歯並びのことも気になり質問させていただきます。
乳歯過剰歯の一般的な治療、抜歯の必要の有無。
・旋回した乳歯の治療の有無と予後(生え変わりへの影響、矯正の必要性、時期など)。

教えてください。
どうぞよろしくお願いいたします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
過剰歯が生えてきて非常に驚かれていると思います。
ただ年齢から考えると今すぐに処置をする必要性はあまりないと思います。
一番大切なことは、将来永久歯がきれいに生えてくることだと思います。
そのためにはあごの成長が一番大切になってきます。

その顎の発達に過剰歯がある場合とない場合で、どれほどの差があるかというと、顎の骨そのものには過剰歯はほとんど影響しないものと思われます。
また影響するとしても6歳くらいになって、どうしてもその過剰歯が影響しそうであれば、その時に抜歯を考えても決して遅くはないと思います。
それまでの間、子供の歯の歯並びの見た目には影響があり、その点に関しては問題点です。

抜歯するとなると骨に影響が全くないかというと、影響はわからないというのが答えになります。
その見た目の問題点と抜くというデメリット、問題点のどちらが大きいか、どちらのほうがメリットがあると考えるか、それは個々の判断ですのでもう少し経過を見てから考えてはいかがでしょうか?

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
過剰歯ですが、抜くにはまだ早いような気がします。
ただ、いずれは抜く必要があるのと、永久歯に影響が出る場合、矯正も必要になります。
一度歯科医院で相談されてください。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
いっくんママ 様、初めまして。
お子様の過剰歯で、困惑されておられる事と拝察申し上げます。

文面より推測致しまして、過剰歯に起因する右上A番の捻転と思われます。
お母様のお立場と致しましては、大変気になり、御心配の事と思いますが、対応と致しましては、そんなに慌てる事はありません。

1.2歳半〜3歳の間に乳歯列が完成する。
2.乳歯列が完成したら、可能な検査、分析
 1)過剰歯抜歯を検討
 2)捻転Aを加療するか否の検討
3.下顎前歯が、6歳頃、上顎前歯が7歳頃永久歯に生え換わります。
 永久歯歯列に影響が出るかどうか、経過観察。

以上の様な流れになるかと思われます。

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