オリオリさん
お口の中を診ず、触診もせずに お答えするのは 難しいかも知れませんね。
上の4番も、下の4番も、共に怪しそうですが、可能性が高いと感じられることを推測してみますね。
>その下の歯を押さえたり、左下の4番あたりを歯磨きすると、
>上の4番あたりがキリキリと痛む〜
>左上4番は、内側の歯と歯茎の間が隙間が開いています。
これが キーワードのような気がします。
おそらく左下の4番には、
咬合から来る何らかの負担過重があるはずです。もしかすると
咬耗摩耗も認められることでしょう。負担過重の結果、生え際に小さなほころびが発生して
歯頸部の頬側で、
知覚過敏症が起きているのではないでしょうか。
上が痛いと感じてしまうのは、
歯痛錯誤(実際に痛い歯と違うところで痛いと感じること)と思われます。
歯痛錯誤は歯科の現場では、決して珍しいことではありません。
また、上の歯の裏側がすくのも
対合歯として、下の歯とは反対方向の
咬合による負荷がかかっているからと思われます。このような歯に負担過重が発生する最大の要因として考えられるのは、
ブラキシズム(噛みしめ・
食いしばり・
歯ぎしり)があります。
知覚過敏自体は、もしかすると簡単な対症療法(例えば
レジンによるコーティング)などで快回できるかもしれませんが、
咬合が原因だとすると、そのコーティングもいづれ再び剥離してしまうかもしれません。
ブラキシズム・
咬合にアプローチするとなると総合的な診査診断が必要です。この場合は、治療が予想外に大袈裟なことになってしまうかもしれませんが、根本的解決と将来に渡っての健康への近道かもしれませんよ。
セファログラム(
X線装置)や
キャディアックス(ME機器)などを装備した歯科医院がその方面に明るい可能性が高いです。