歯のお悩み相談詳細

ご相談

噛み合わせがきつく、歯が平らになっている。治療法を教えて。

pickles様39歳男性
初めて相談させて頂きます。
解り難い箇所があったら恐縮です。

私は10代の頃から今に至るまでずっと頭痛と付き合って来ました。
頭痛の原因が分からず、症状は緊張型頭痛と偏頭痛を足して2で割った様な症状でした。
内科や整形で別の所に原因があるのではないか?と言われ、もしかしたら歯かもしれないと思い、先月20日に歯科を受診しました。
私は親知らずが4本全て真っ直ぐ生えており、抜歯を一度も勧められた事が無かった為「親知らず抜歯するもの」と言う一般的な歯科の考え方を知りませんでした。

磨き残しで親知らずが傷んでいたので抜歯をする事になりました。
今月4日に左上を抜歯をしたのですが、私の歯は元々歯並びがとても良く、虫歯親知らずを除けば全くありませんが、幼い頃からの噛み合わせが間違っていた様で抜歯をして頂いた歯科では「歯が短すぎる」と言われました。
確認してみると物を噛む歯の表面がしっかり磨いた大理石の様に平らで丸みが無く、犬歯に至っては別の歯に研磨され過ぎて真っ平らになってイーをして見ると歯が全て四角形に近い形状になっています。
指摘を受けるまではこれが正常な状態の歯でないとは思ってもいませんでした。

私の噛み合わせは下顎が出ている訳でも上顎「前歯」が出ている訳でもなく、噛んだ時に上と下の歯がキッチリと合わさる様な噛み合わせになっています。
まるで自動ドアの様な状態です。
歯科曰く、これ以上この噛み合わせを続けると歯が削れて無くなっていくそうです。

歯科の助言は寝る時にマウスピースをする。
しかし私の噛み合わせでは咀嚼しているだけで歯の表面が別の歯によって削られてしまいます。
現在通院している歯科は矯正に対応していません。

・私の様な噛み合わせを歯科ではなんと言うのか/何症と言われているのか
・矯正する場合の費用/症状の度合いで保険範囲になるのか
・実費の場合どの位の費用なのか
・矯正以外に選択肢はあるのか/ある場合どんな治療法があるのか

※以下は矯正以外の治療法の選択肢がある場合のみで結構です。
・矯正以外の治療法をする場合費用はどの位なのか又保険適用範囲内で治療は可能なのか
・矯正以外の選択肢は何種類あるのか

長々と失礼致しました。
ご返信の程、宜しくお願い致します。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
切端咬合、という状態だとは思うのですが、そもそも矯正そのものが必要かどうかということに関しては、実際に見てみないことにはわかりませんのでコメントを控えさせていただきます。
何々症という病名は当たらないと思います。
特にそれによって困っているということがないからです。
強いて言うなら咬耗症、といったところだと思います。

なぜそういう状態になったのかということを考えると、歯ぎしり食いしばりといったものが考えられます。
最近では普段の生活の中で歯を接触させているTCHというものが悪いのでは、という考え方も出てきております。
TCHで検索するとたくさん出てきますし、その対応策についても詳しく書かれていると思うのでまずはそちらを参考にしてください。

矯正については保険は効きません。
50万から120万くらい、地域やその動かす量によって様々です。
それよりも何よりもまずはTCHを疑ってそちらの対策をされるのが一番だと思います。
(うまくすれば頭痛や、肩こりなども治ってしまう可能性もあります。もちろん費用はネットにつなぐ費用だけです。)

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
○私の様な噛み合わせを歯科ではなんと言うのか/何症と言われているのか

いわゆるブラキサーといいます。
食いしばり歯ぎしりなどです。


○矯正する場合の費用/症状の度合いで保険範囲になるのか

矯正の費用は60万から100万くらいでしょうか、正確には言えません。
また、矯正は保険ではできません。


○実費の場合どの位の費用なのか
○矯正以外に選択肢はあるのか/ある場合どんな治療法があるのか

ブラキシズムにより、偏頭痛がさらに重い症状で出ている可能性があります。
矯正により、この症状が治ることは難しいかと思います。
まずは、日中の軽い食いしばりの有無の確認も必要です。
これらは保険での治療が可能です。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
pickles 様、初めまして。
咬み合わせで、困惑されておられる事と拝察申し上げます。

文面より推測致しまして、pickles 様の咬み合わせは「切端咬合」ではないかと思われます。
咬耗により、歯が削れて、平坦になり短くなっていきます。

最近の報告では、咬耗の原因には、以下の様な要因が深く関与している事がわかってきました。
1.噛み締め癖
2.夜間就寝時の歯ぎしり
3.TCH
4.固い食材を好んで食べる(とば、こまい、するめ、ピーナッツ、アーモンド、硬い煎餅、フランスパン、分厚いたくあん、等)
5.態癖

上記に該当する方の口腔内には、以下の様な症状が出る事が多いです。
1.骨隆起
2.歯の咬耗
3.歯の摩耗
4.歯のヒビ
5.顎関節症状

食事以外は、上下の歯は、1〜2mm離れているのが普通です。(安静時空隙)
恐らくこれが出来ていないものと思われます。

軽く「フー」と息を吐きだしてみて下さい。
上下の歯が自然に離れます。この状態が正常です。
1時間に1回は「フー」をしましょう。
夜間は、マウスピースを装着しましょう(歯ぎしり防止装置:健康保険適用)

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