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ご相談

2025/06/10

かみ合わせ治療方法

マウスピースの装着をやめたら、歯並びが湾曲してきました。

ゆきんこ様33歳女性

以前通っていた歯科では顎関節症の診断を受け、奥歯の食いしばりを減らすように前歯を噛み合わせられるように加工したハードタイプのマウスピースを装着していました。
その後、遠方に引っ越して別の歯科に今は通っているのですが、よっぽど開かない等でなければ特段以前のマウスピースのような治療はしないとのことで、7年ほど経過しました。
ただ、今もズキズキ痛んだり、ガクッと開けにくなったりはしています。

ふと鏡を見たら、以前よりも上の前歯は唇側に出てきて、下の前歯は舌側に湾曲していることに気づきました。
さらに下の前歯は2本が向かい合うように、M字に方向が変わってきています。
近々定期診察の予定があり相談しようと思うのですが、なぜこうなったのか、どんな治療が考えられるのか、教えてください。

河原　雅朗　先生からの回答

奈良県

かわはら歯科クリニック

河原　雅朗先生

TCHはありませんか？
ネットで調べて対策まで行ってみてください。
歯を当てる時間が長ければ矯正力になります。
歯というのは長時間一定方向に力がかかると、その方向に歯が動きます。
（矯正ではそれを利用します。）
ですから歯を当てる力、唇の力、頬の力、舌の力、そういうバランスの一番安定したところに歯は並ぼうと動いていくということです。
その中で一番悪さをするのがTCHです。
歯並びを変えたいのであれば矯正ですが、まずはTCHの是正をするのが大前提だと思います。