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ご相談

被せ物をした後、噛み合わせが変わり噛みにくさが続いています。

いわちか様36歳女性
アメリカ在住です。
現地の歯科で左上の奥歯に根管治療をし、ジルコニアクラウンを装着しました。
2週間ほど経っても肉など噛み応えのあるものが噛めない、歯茎に異物感がある、また治療したところとは関係のない歯がふとした時にあたるようになり特定の音の発音不良や知覚過敏などのトラブルが続いたためクラウンの高さの調整をしてもらったのですが、相変わらず噛みづらさがあり、今度は犬歯から前歯にかけて広範にあたるようになってしまいました。
元の歯科ではクラウン自体に問題はないが元々の歯並びに問題がある(叢生と一部上の歯が下の歯にかぶさるように生えている)ため矯正するしかないと言われましたが、説明に納得がいかなかったのでセカンドオピニオン、サードオピニオンを受けたところ、いずれの歯科でもクラウンマージンにギャップがあることを指摘されました。
それ自体はすぐに問題になるものではなく年単位で使うことができるだろう、しかしクラウンによって微妙な噛み合わせが変わったことでぶつかるところが変わったり筋肉に負担がかかったりして現在の不快感に繋がっている可能性は大いにありうる、という見方で、対処としては将来的なトラブルを避けるためにクラウンのやり直し+一度崩れた噛み合わせのバランスを戻すことは困難なので歯列矯正で対応するしかないと言われてしまいました。
私としては歯並びの悪さは自覚するものの日本で勧められたこともなく、クラウン装着前は噛み合わせや発音に問題がなかったので、本当にそれしかないのかと疑問を感じてしまっています。
アメリカの歯科治療レベルは高いとされる一方で、歯列矯正が一般的なため、日本ではそれほど問題視されない歯並びでも病的に見られているのではないか、また矯正ありきの治療プランである以上クラウンをやり直したところで噛み合わせの調整など細かく見てもらえないのではないかと不安になっています。
場合によっては日本に帰国してクラウンをやり直した上で根気よく噛み合わせを調整してもらい矯正なしで治療できないかと考えているのですが、やはりこちらで言われたように一度崩れた噛み合わせはそうそう元には戻らないものでしょうか。
長文になってしまい申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願い致します。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
TCHはありませんか?
ネットで調べて対策まで行ってみてください。

そのうえで今まで問題がなかったのに問題が出てきたということですが、今までは歯並びが悪くてもそれなりに慣れていただけで、やはり問題がとうとう出てきてしまったということはあり得る話です。
昨日まで健康だったから、明日からもずっと健康だということは言えません。


> 今度は犬歯から前歯にかけて広範にあたるようになってしまいました。

一般から言うとそれが当たり前です。
今までの咬み合わせが異常な状態で、それに慣れていたということなんだと思います。
そしてその正しい咬み合わせの状態に違和感を覚えているということですから、その感覚を直すというのは非常に難しい可能性があります。

そういう意味でまずはTCHがあるのでは、と思っています。
それを是正して改善するならそれが一番だと思います。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
保険での治療であれば、この被せ物を一度外して噛み合わせが元に戻るかどうか確認するのがいいかと思うのですが、それが難しそうですので、まずはTCHがあるかどうかご自身で確認されるのもいいかと思います。

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