現在、大学病院と連携している歯科クリニックにて治療を受けておりますが、病状が長引いており、今後の治療方針について専門的なご意見を伺いたく、ご連絡差し上げました。
2024年に
下顎の
含歯性嚢胞摘出手術を受けました。
術後、
口腔内からの浸出液や鈍痛、
開口障害、顔面
腫脹などが継続。
半年以上にわたり
治癒せず、再感染や腐骨の疑いから2025年5月に再手術(掻爬)が行われました。
術後はドレーンガーゼによる
排膿・開放療法を受け、一時的に改善が見られましたが、再度
腫脹・浸出液の増加・
開口障害が発生しました。
さらに、6番周囲の
排膿および感染が判明し、顎放線菌症の可能性が高いと診断されています。
確定診断には硫黄顆粒を伴う組織病理が必要ですが、抗菌薬の影響で診断困難とのことです。
サワシリン(アモキシシリン)750mg/日では改善せず、逆に
腫脹増悪を経験しました。
ファロム(ファロペネム)200mg ×3回/日では明確に
腫脹が減少し、開口状態・
疼痛も改善しましたが、耐性菌の懸念から、担当医はサワシリンへの再切替を推奨されています。
私は過去の悪化経験から、これに不安を感じています。
現在は骨再生を妨げないよう、創はオブチュレーターにより開放状態を保っており、内部に死腔と骨欠損が存在しています。
通常の
X線画像上は骨梁形成も進んでいるように見えますが、外科的搔爬を行っていない6番周囲に硬結と
排膿の既往があります。
現在はファロムを服用中で、
腫脹が再度落ち着いている状態です。
1.ファロム(細胞内移行性高)とサワシリン(血中濃度重視)の適応について
私のように再発・慢性化した
顎放線菌症疑いには、ファロムの継続使用が適切ではないか?
2.顎放線菌症に対する経口ペニシリンの限界
経口アモキシシリン(750mg/日)は、ガイドライン上の投与量(ペニシリンG 18-24百万単位/日)に比して明らかに少なく、効果が不十分では?
3.慢性経過の顎骨感染に対し、外科的介入(再搔爬、生検、
根管治療など)の適応時期
4.ペニシリンではなくファロムで改善している現状を重視したほうが良いのか?
5.必要に応じて、画像・採血・組織検査等を行ったうえで、他の専門機関への紹介も視野に入れるべきか?
治療中の歯科医との信頼関係は良好であり、あくまで補助的なご意見を伺いたく考えております。
上記に関してご見解をいただけますと幸いです。