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ご相談

2013/06/21

怪我で左上の前歯を失い、治療法について悩んでいます。

UKO様51歳女性
13歳の息子が左上の1番を怪我で失ってしまいました。
(右上の1番も少し欠けている)

矯正の専門医に相談したところ、右上の1番も抜き、両2番を真ん中に寄せて、最後に前歯4本をクラウンで形を整える方法を提案されました。
かかりつけ医や別の矯正歯科ではとりあえず一本欠損状態のまま矯正して18歳位でブリッジインプラントか考えようと言われてます。

上の両側2番を真ん中に寄せる方法を選びたいと思ってますが、抜いてしまうと後戻りできないこともあり、悩んでいます。

メリット、デメリットなどあれば教えて頂きたいです。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
メリットデメリット、様々な条件で書ききれないくらいありますが、、、今聞いた条件だけで判断するとなると僕も1番抜歯はしない方がいいと考えます。
なのでどちらかというと矯正の先生の言われる反対側左も抜いて、2番を1番の位置に寄せて、というやり方に関してはあまり賛成ではありません。

ではメリットは何かと考えていくと、審美性、矯正のしやすさ、という点が考えられます。
左右バランスを取れたほうが見た目がきれいだという点です。
逆に言うとそれ以外にメリットはあまりないような気がします。
矯正医の言うように、2番を1番に持ってくると、結局大きさが違うので被せもしくはべニアなどの処置が必要となること、だとすれば1番は抜かないに越したことはないということになります。
2番と1番の根っこを比べると断然1番のほうが太くてしっかりしていること。(このあたりレントゲンで2番も根っこが太いと判断したのかもしれません。)

ただし、例えばもともと叢生矯正を考えた場合、4番目の歯を抜いて矯正をしなければならないという咬み合わせだったと考えると、考え方が変わってきます。
4番目の歯を左右2本抜く代わりに欠損部を利用して歯並びをそろえるという考えです。
その場合、右上1番もしくは2番を抜いて残りを抜歯せずにということであれば、それもそれでありなのかもしれません。
2番を抜くだけではスペース不足になる、2番の抜歯では歯の移動が難しいということで1番抜歯を提案されたのかもしれません。

このように顎、全体の咬み合わせ、最終治療ゴールをどこに持ってくるかでメリット、デメリットもひっくり返ることがあるのでほんとに難しいところだと思います。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
UKO 様、初めまして。
お子様の矯正治療の方法でお悩みの事と拝察申し上げます。

実際にお子様の口腔内や、レントゲン等を拝見致しておりませんので、確定的な事は申し上げられませんが、
 1.お子様は元々矯正をしなければならない歯並びであったのでしょうか?
 2.元々歯並び咬み合わせには異常は無い状態でしたでしょうか?

もし、2.であれば、私なら、以下の方法を考えます。
 1)1本欠損のまま矯正を実施
 2)矯正終了後
   A.接着性ブリッジ
   B.インプラント

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
やはりご自身の歯を抜くこと、特に前の歯を抜くことはあまり好きな治療方法ではありません。
私自身としては、大きくなってからインプラント等の方法を使われたほうがよりベターかと考えます。
歯を削ることは、虫歯のリスクを抱えます。

今現在としては、接着を使ってない部分にダミーをつけておくとかいろいろな方法が考えられます。

まず第一選択肢は、健全な歯を削らない事かと思います。

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