虫歯の痛み、というのはしみるような、という痛みのことだと思います。
歯の中には
歯髄という組織があり、そこに
炎症が起きると、もしくはそこに刺激が加わるとしみるという
虫歯の痛みを感じます。
ではどういうときにそういう痛みを感じるか、ですが、
虫歯の時にも感じますが、歯にヒビが入ったりした場合にも感じます。
また直接噛んでヒビが入ったりする以外にも歯ぐきのきわのあたりに応力集中といった力が加わり、ミクロのヒビが入ってそれが原因で
知覚過敏や
欠損が起こることがあります。
これらは純粋に細菌が引っ付いてその産生物である酸で歯がとかされたわけではないので、
虫歯ではありません。
根本的にそれらは
咬み合わせや
食いしばり、といった根本的な原因から考えないと削っては詰め、削っては詰め、ひいては神経を取って、最後には
抜歯という経過をたどってしまいます。
> 1.歯の痛みは全体ではなく一部で、歯の表面にある傷?(凹み)に何かが触れると痛い
> 2.何もしなくても痛むときがたまにある
> 3.その箇所を見てもらい表面の
虫歯を削り、パテ?でうめてもらったが痛い箇所は少しずれており、奥の方に見えない
虫歯がないか心配
1の部分に
プラークはたくさんついていたのでしょうか?
もし
咬み合わせの面などの
プラークのつきにくいところであれば、ヒビの可能性があります。
2の症状もヒビの症状として何ら不思議はありません。
3のようにどんどん削っていけばひどい場合はその時点で神経まで削らないといけなくなり、いきなり神経を取るというようなことになることもあります。
ある程度のところで埋めて経過をみるというほうが非常に理にかなっており、丁寧な治療だと思います。
>
噛み合わせが悪いのが原因と言われどうも腑に落ちません。
その場所をガンガン削って埋めてみて、それでも痛みが取れなかったらもっと納得できないと思うのですがいかがでしょうか?
お金がかかっても、出来るだけ歯を残そうという治療方針であるほうが結果的にはいいと思うのですがいかがでしょうか?