たか 様
噛むと痛いというのは食事ごとに不愉快な思いをされていると思います。
神経をとったのになぜ痛むか?という事ですが、いくつかのことが考えられます。
1.神経をとったが「側枝」と言って、現在の方法ではなかなか治療できない部分に神経が残ってその部分が痛んでいる。
2.
根尖(根っこの一番先です)部分で一部神経が残っている(
レントゲン像では
根尖の位置は確定できない場合があります。電気的に調べても確定できない場合もあります)。
3.
う蝕(
虫歯)の細菌が
根尖から出ており、
歯根膜(歯と
歯槽骨の間にある膜。神経の終末がたくさんある部分。)に
炎症が広がっている。
4.
根管(歯の中心部の空洞で、神経と血管が豊富)内の細菌を処理するための薬剤があなたの体質に合っていない。
5.その歯の
噛み合わせが少し高くなっており、食事をした時にその部分だけが特に強く当たる。
6.強い痛みが入ったため、治療はうまくいっているが痛みの残像が残っており、痛みの実体はないのに自分では痛みを感じる。
などが考えられます。
2週間経っているということです。
痛みが続くという事は大変だと思います。
歯科医師に、ご自分の感じを的確に(どのようなものを噛んだとき。いつもか時々か。どのような痛みか。痛みの強さ。などご自分で感じたまま)お話しください。
だんだん痛みが引いてくるようでしたら、治療を続けてもらってください(時間とともにおさまるケースが多いです)。
だんだん痛みが強くなるようならその旨を先生によくお伝えください。
その上で対応が無いようでしたら、
セカンドオピニオンを探して現状を精査してもらってください。
早く良くなられるよう願っています。