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ご相談

2013/01/22

反対咬合と歯周病の治療について教えてください。

ころりん様50歳男性
今から25年くらい前、中学生のときに、ある歯科医院で上顎の両3番が交差しているのがレントゲンで発見されました。
その歯科医院より大学病院で治療をするために紹介書を書いてもらい、大学病院の歯学部で治療することになりました。

私には生まれつき永久歯の両2番がありませんでした。
3番を上手く生えるために手術を受け、矯正を3年していました。
矯正が終わったときには、反対咬合になっており、新たに矯正しないとダメで治療費に100万円ほどかかる、矯正反対咬合を治す)はまた3年くらいかかる、と言われました。
そこでキャップのようなものをかぶり矯正するといわれ・・・。
かなりつらい思いをしなければならない、と言うことで矯正はやめました。
今も反対咬合です。
矯正ブラケットを外すと虫歯があり一般の歯科医院で治療するとこになりました。

あれから25年が過ぎ、毎日食事後に歯磨きをしているのですが、つい先日歯科医院に行ったときレントゲンを取ったところ、歯周病になっており上顎の右3番4番、左3番、7番がグラグラで歯科医院の先生から抜歯するほうがいいよ・・・、と言われました。

しかしながら、このままでは入れ歯になる確率が高いのではないか?と考えました。
まだ30代ですので、入れ歯は避けたいのですが、かといってインプラントブリッジという考えもあります。
が、インプラントは治療費が高いイメージがあります。

何かいい方法はないものでしょうか?

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
反対咬合があり、歯周病にもなっているということですね。

歯周病は細菌によって、プラークが形成されたり歯石になったものによって歯周組織がやられていくというパターンと、力、かみ合わせのバランスの悪化によって歯周組織が悪くなっていく場合と、その両方がからんでいる場合があります。

ころりん 様の場合には、その両方がからんでいる可能性が高いので咬み合わせ歯周病の両方をしっかりと診てくれるような先生のもとで、しっかりとまずは歯周病治療(歯石除去など)を行い、できるだけ残っている歯を持たせることを優先して、そのうえでだめな歯をどう出来るのかということをしっかり相談していくことが大切だと思います。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
ころりん 様。
歯周病で、お悩みの事と拝察申し上げます。
年齢的に、歯周病抜歯に至るのは、少し早いと思われます。

文面より、「反対咬合」との事ですが、一般的に反対咬合の方は、骨格的に咬む力が非常に強くて、歯周病を悪化させやすくなります。

もし、喫煙の習慣があれば、歯周病の進行は破壊的に進行します。
歯周病の原因を明らかにしていかなければ、他の歯もどんどん抜けて行きます。

今後の為にも、咬み合わせを含めた総合的な診査・診断が必要かと思われます。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
まずは、きちんとした治療方針を先生と決めることかと思います。
保険で行うのか、自費を使うのか。

それから、歯が揺れている事を考えますと、まずはきちんと歯周病の治療をする必要があるのではないでしょうか。

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