> 1.左上の
親知らずを抜く時に骨も少し抜ける。これはよくあることなのか。
骨と癒着しているような場合、歯と一緒に骨がついてくることはよくあります。
くっついているものを分離して抜くわけにはいきませんから、それが普通です。
> 2.左下の大きな
虫歯になっている
親知らずが
抜歯途中で中止になった為、少し残っている。それはよくあることなのか。
よくあることではないですが、時にあることです。
> 3.左下の残っている
親知らずは本当に弱ってくるのか。弱ると本当に抜きやすくなるのか。
弱るという表現が何とも言えませんが、その通りです。
抜けやすくなります。
> 4.今回の治療は正しかったのか。
とても正しかったと言えます。
無理をしていれば痛いし、何らかのほかのトラブルを併発してしまっていた可能性もあります。
痛みがあるのに無理をするというのは、絶対にしてはいけないことです。
抜歯について不安があるようなので少し補足すると、2回法抜歯という言葉と、コロネクトミーという言葉を検索してみてください。
どちらも安全を優先するために根っこをわざと残す方法です。
2回法というのは、根っこが3か月から半年くらいしたら出てくるので、それで抜くという方法です。
動かなければそのまま骨に埋もれさせるということで、コロネクトミーと同じことになります。
抜歯のやり直し、としては、
抜歯後3週間くらいが
炎症が治まり
炎症のよって歯の根っこが緩み、再度抜きやすくなる時期といわれています。
無理せずに再度チャレンジすることは安全性の為にも、痛みを回避するためにもとても有効な一つの手段であるという事をご理解ください。