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親知らずが骨にくっついていて抜けず、少し残ったままで中止になりました。

マーマ様24歳女性
今日、親知らず2本を抜歯(左上と左下)してきました。
どちらも虫歯になっていたのですが、左上の親知らずは抜けましたが、骨も少し取れたようです。
これはよくあることなのでしょうか?
そして、左下の親知らずは虫歯がひどく、抜いている途中もとても痛く、何度も局所麻酔を追加しました。
それでも痛く、これ以上は麻酔を追加出来ないのと、歯が頑丈にくっついている為、これ以上は抜けないとのことで、少し親知らずが残ったまま針で縫われ、中止になりました。
歯を少し抜くとそのうち弱ってくるので、弱った頃(来年頃)にもう一度その歯を抜きましょうと言われました。
これは正しいのですか?
文章が複雑ですみません。

1.左上の親知らずを抜く時に骨も少し抜ける。これはよくあることなのか。

2.左下の大きな虫歯になっている親知らず抜歯途中で中止になった為、少し残っている。それはよくあることなのか。

3.左下の残っている親知らずは本当に弱ってくるのか。弱ると本当に抜きやすくなるのか。

4.今回の治療は正しかったのか。

教えて頂きたいです。
歯医者がトラウマの私からすると、本当に怖くてたまらなかったです。
もう二度と歯医者に行きたくないと思うほどです。
知識のある方、正しい情報を教えていただけると、安心できます。
よろしくお願いいたします。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
> 1.左上の親知らずを抜く時に骨も少し抜ける。これはよくあることなのか。

上の骨は軟らかく、時々ある事例です。
心配がないことがほとんどです。


> 2.左下の大きな虫歯になっている親知らず抜歯途中で中止になった為、少し残っている。それはよくあることなのか。

根が曲がっている時に残留することはありますが、感染してなければ骨と同化します。


> 3.左下の残っている親知らずは本当に弱ってくるのか。弱ると本当に抜きやすくなるのか。

弱るといいますか、骨が脆弱になれば抜きやすくなります。


> 4.今回の治療は正しかったのか。

これに関しては、わかりかねます。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
> 1.左上の親知らずを抜く時に骨も少し抜ける。これはよくあることなのか。

骨と癒着しているような場合、歯と一緒に骨がついてくることはよくあります。
くっついているものを分離して抜くわけにはいきませんから、それが普通です。


> 2.左下の大きな虫歯になっている親知らず抜歯途中で中止になった為、少し残っている。それはよくあることなのか。

よくあることではないですが、時にあることです。


> 3.左下の残っている親知らずは本当に弱ってくるのか。弱ると本当に抜きやすくなるのか。

弱るという表現が何とも言えませんが、その通りです。
抜けやすくなります。


> 4.今回の治療は正しかったのか。

とても正しかったと言えます。
無理をしていれば痛いし、何らかのほかのトラブルを併発してしまっていた可能性もあります。
痛みがあるのに無理をするというのは、絶対にしてはいけないことです。

抜歯について不安があるようなので少し補足すると、2回法抜歯という言葉と、コロネクトミーという言葉を検索してみてください。
どちらも安全を優先するために根っこをわざと残す方法です。
2回法というのは、根っこが3か月から半年くらいしたら出てくるので、それで抜くという方法です。
動かなければそのまま骨に埋もれさせるということで、コロネクトミーと同じことになります。
抜歯のやり直し、としては、抜歯後3週間くらいが炎症が治まり炎症のよって歯の根っこが緩み、再度抜きやすくなる時期といわれています。
無理せずに再度チャレンジすることは安全性の為にも、痛みを回避するためにもとても有効な一つの手段であるという事をご理解ください。

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