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2024/11/13

歯を削っている途中で神経の治療を中断することはありますか?

れい様51歳男性
前歯の右上の細長い犬歯と2番目の歯の根元のレジン(元々重なり3回虫歯レジンで治療)が1ミリ程、気付いたら欠けてました。
(歯茎が指で上げないと見えず、欠けたレジンの所に歯磨き粉や食べカスがはまり気づきませんでした)
犬歯の前側が幅2ミリ程めくれるように剥がれてしまい、初診の歯医者でC1判定。
全体と犬歯レントゲンを撮り、ドリルを使わず手で使う器具だけで虫歯は除去されました。
面接がある為、すぐ治療をお願いしたのですが「無痛なので神経が恐らく死んでいる。治療が後日必要」と言われました。
1週間後、翌日面接が入った為、本日中に治して欲しいとお願いしましたが「神経が死んでいるという判定が出ていた」と言われました。
これ以上歯を大幅に削る事前説明もなく歯を1分以上、削られました。
神経の前まで削ったら「これ以上このドリルでは削れない。再度、犬歯のレントゲンを2回撮る」と言われ、写真で説明されました。
削った歯の中の周辺より真っ白い点のような所が「防御壁のように硬くてドリルを変えれば削れると思うが、神経が死んでいればポロッと下に落ちてくるはずだった。神経の治療はせず今日中に治す」と言われ、歯茎が腫れたら再度神経の治療をすると言われました。

初日で終わるはずだった治療が大幅に虫歯以外も削られてしまったと残念でしたが、3点質問です。

1) 神経が死んでいるという判定が出ていたと検査した覚えがないのに言われましたが、 無痛なら神経は必ず死んでいるのでしょうか?
2)削ったら神経の前で簡単に削れなくなり、神経の治療を断念するのは仕方ないのでしょうか?
3)自分で調べたら[神経を守るための二次象牙質ができている] という情報があり、 そうならば神経は死んでいない可能性もあるのでしょうか?

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
> 1) 神経が死んでいるという判定が出ていたと検査した覚えがないのに言われましたが、 無痛なら神経は必ず死んでいるのでしょうか?

レントゲン上で死んでいるように見えることはあります。
レントゲン検査はしなかったんでしょうか?
そのうえで麻酔なしで削って神経のあったところ、歯髄腔まで達してるなら、その歯の神経は死んでいるといっていいと思います。


> 2)削ったら神経の前で簡単に削れなくなり、神経の治療を断念するのは仕方ないのでしょうか?

これがよくわかりません。
実際にどうなっているのか、削れないくらい固いというのが一体何なのか不明です。


> 3)自分で調べたら[神経を守るための二次象牙質ができている] という情報があり、 そうならば神経は死んでいない可能性もあるのでしょうか?

可能性はあると思います。
ただ、二次象牙質ができたのちに神経が死んでいるということもよくあります。
二次象牙質があるなしでは、神経が生きているか死んでいるのかの判定には全く関係がありません。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
> 1) 神経が死んでいるという判定が出ていたと検査した覚えがないのに言われましたが、 無痛なら神経は必ず死んでいるのでしょうか?

可能性としては高いと思います。


> 2)削ったら神経の前で簡単に削れなくなり、神経の治療を断念するのは仕方ないのでしょうか?

要は、そこまで削りたくても削る長さのバーが無かったと考えられます。


> 3)自分で調べたら[神経を守るための二次象牙質ができている] という情報があり、 そうならば神経は死んでいない可能性もあるのでしょうか?

可能性はあります。
ただ、神経がかなり細くなり、いわゆる根管が見えない状況に陥ることがあります。

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