けい 様
28歳で
大臼歯を
抜歯する必要があるとのこと。大変だとお察しします。
歯を抜くというのは大変なことなので、歯を抜く前にその歯が本当に
保存治療ができないかどうかをよく聞いてみてください。
できれば、歯科大学の保存修復科（現在の大学は色々な名前に変わっている場合があります。歯を残して治療してくれるところと考えてください）などで、
セカンドオピニオンで本当に抜かなければならない歯かどうかよく聞いてから残せる可能性があるのか、全く見込みがなく
抜歯やむなしなのかをよく考えてください。
どうしても残せないで
抜歯になる場合、28歳と若いこともあり、処置さえきっちりとすればある程度骨は戻ってくることがあります（完全に上までではありません）。
お書きになられている
ソケットプリザベーションについては最近研究が重ねられてずいぶん良くなってきてはいますが、ご自身が自然に治したいと考えておられるのですから、あえて
ソケットプリザベーションをする必要はないと考えます。
ただ、
インプラントを得意とする歯科医師からすると「
抜歯時にきっちりと骨を作っておいてくれれば、あとの治療のバリエーションは増えたのに」と考える先生は多いと思います。
そのメリットとデメリットについてよく説明を聞かれて判断されるようお勧めします。
まず、歯を残すことを考えてください。
その歯も含めて残りの歯を十分大切にされて、一生ご自分の歯で噛めるよう努力してください。
