> 1:精密
根管治療(
ラバーダム下)を開始してから、やはり
インプラントを勧められるようなことはあるのでしょうか。その場合、精密
根管治療を中断して
インプラントにするべきなのでしょうか。
やはり
インプラントのほうがいいということはあると思います。
インプラントを考えるなら
根管治療は必要ないと考えます。
> 2:初めから
インプラントを勧めて頂けたら高額な治療費もかからずに済んだのではとも思いますが、一度開いてからではないと中の状況は確認出来ないため致し方ないということなのでしょうか。
そういう事になります。
例えば高額なお薬、効果があるかどうか不明だけれども、服用して経過を見てダメなら他の方法をとるか、それとも最初から他の方法をとるか、、、どうしますか?ということに似ています。
お薬を服用するのに費用が掛かるわけで、それでだめだったらそれは無駄になりますが、それは仕方がないですよね、
根管治療をするというのは、そのための時間や知識に費用が掛かるわけで、成功報酬というわけにはいかないんです。
それでも
自費で
根管治療を受けたいということなら、ということで治療をするということになります。
> 3:実は以前、反対側の上左奥から2番目の歯を
抜歯しており、その隙間を埋める形で矯正治療を行ったところ、上の歯全体の中心が左側にずれてしまいました。
> 今回、反対側の上右奥から2番目の歯を
インプラントに、と言われましたが、
インプラントの代わりに
抜歯をしてずれた歯の中心を戻すべく矯正治療を再度行う解決策はあり得ますでしょうか。
あり得ると思いますが、その分全体のアーチ、特に上だけが小さくなります。
それに対応できる下の歯の歯列だったり、口腔内の大きさの許容範囲ならできると思います。
(下手をすれば口が狭くて舌がきゅうくつで、舌をよく噛むようになった、というような結果も可能性としてはあるということです。)
>
インプラントで今後のメンテナンスが必要になるのであれば、
抜歯をして中心が左にずれた上全体の歯を右に戻す方が、長い目でみて良い気がしております。(今のままでは矯正により中心を元に戻すのは困難と矯正歯科医から言われていて、審美的・
噛み合わせ的に悩んでいることも大きな理由です)
上記に書いたように矯正ができるかできないか、したとしてもその結果がどういう結果になるのかなどは、現状をしっかり分析してみないことには何も言えません。
矯正でどこまでずれが治せるのかどうか、治せる場合もあるでしょうし、治すのが難しいこともあり得ます。
> 最終的には金額がかかっても、今後少しでも歯を健全に使い続けられる方法を選びたいと思っております。
そういう希望ということでその少ない可能性に賭けてみたけれども残念ながら、やはりうまくいかなかったということではないでしょうか?