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延長ブリッジの噛み合わせ調整で健康な歯を削ることはある?

himawari様55歳女性
2点あります。
一つ目は、延長ブリッジのかみ合わせ調整の際、延長ブリッジのかぶせ物の方を削らずに、下の健康な歯を削って調整することは普通にあることでしょうか。

二つ目は、下の歯を削らなくて済むまで、延長ブリッジのかぶせ物のサイズの変更(型取りをして延長ブリッジのかぶせ物を作ってもらう)してほしいと依頼することはしてもよいものでしょうか。

よろしくお願いいたします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
そもそもなんで延長ブリッジということになったのでしょうか?
下の奥の歯が伸びてきた、もしくは伸びるのを抑えるためということなんだろうと思います。
そういう目的のためなら、もし歯が伸びてきているなら削らないと噛み合わせの面はそろいません。
もしくは矯正して圧下させるかです。
歯は垂直的に噛むだけではありません。
前後左右にも噛み、そのときに当たるんだと思います。
ですから延長ブリッジをするときには、その目的を達するためには伸びた歯を削ることはあると思います。

私はそういうことが嫌いなので最初から下の歯をあきらめます。
伸びてきて抜歯が必要になったら抜歯しても仕方がないと考えます。
その代わり上の歯を削らないで済むからです。
ただそれは歯科医師の個人的な方針の違いであり、私もほかの先生が延長ブリッジをするのを否定するものではありません。

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