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ご相談

2022/11/26

抜歯治療方法

根の治療も候補にある歯の抜歯を勧められています。

くうちゃん様58歳女性

こんにちは。7番の奥歯の抜歯についてです。
海外に住んでおり、こちらでは抜歯が当たり前のように簡単に選択肢としてあります。
海外からもご相談できることを願っております。

根の治療も候補ではあるのですが、金額以上に歯科医が説明の際にとても難しい治療であることや、高額であることからか、どちらかというと悪い意味でも簡単な抜歯を勧めているように思えます。
抜歯のあとはとりあえず、何もしないことを選択しようと思うのですが、となりの6番はすでに神経のない歯で、大きく被せもの（つい1ヶ月ほど前に銀歯から白いものに変えた）がしてあります。
色々な情報を見ると、このように抜歯する歯のとなりが神経のない歯の場合は、その歯自体が弱いのでするべきではないとの意見をみます。
年齢は56歳の女性で、前歯4本は差し歯で、はっきりとはわからないのですが、何本か神経を抜いた歯もあると思われます。
やはり、根の治療を選択するべきでしょうか？
自分的には、抜いてしまえ！という気持ちも強いのですが、6番の神経のない歯がどうしても気になっています。
ご意見お聞かせいただけますか。
よろしくお願いいたします。

河原　雅朗　先生からの回答

奈良県

かわはら歯科クリニック

河原　雅朗先生

根管治療か、抜歯かということでお悩みなんですね。
価値観の問題です。

日本では保険で実質負担が1万円もかかりませんが、海外なら10万から30万くらいかかりますよね。
それだけ根管治療に対する価値観が違うということです。
海外ならそれだけ費用も掛かるので責任が生じますから（日本だと責任がないとは言いませんが）、それだけの無理をするより抜歯をしてインプラントを入れるほうが保険会社としても最終的に費用が抑えられるという面もあります。

ご自身がそれだけの価値を歯を抜くよりも価値があると考えるなら根管治療を行えばいいと思いますし、そこまでではないと考えるなら抜歯という選択肢も間違いではないと思います。

要は費用とそれに関する価値観の問題だと思います。
円安のため、もっとその傾向があるのかもしれません。