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ご相談

2022/11/06

ブリッジ治療疑問

ブリッジのやり直しをするリスクはどのくらいですか？

りんご様46歳女性

一年前のメモを確認したところ、ブリッジを止めた接着剤は、仮止め用の一番強い物と仰っていました。
外す時、痛いかもしれないから麻酔をしてから叩いて取ると仰っておりました。
それが抵抗あれば、仮止めの接着剤でも一番強い物だから、そのまま付けていて問題ない、5年ぐらいは大丈夫と言われ、そのまま外さず1年使用しています。

保険適用の差し歯なので、数年使ってやり直せばよいという考えの先生なのかもしれません。
数年後、やり直しをした際は、リスクはどれくらいでしょうか？
4連のブリッジにしたのは、小学生の時、右上1番を事故で欠損し、暫く取り外しの入れ歯を使っていたのですが、学校生活で不便を感じ、15歳の時、ブリッジにさせられました。
それ以降、25年以上不具合なくブリッジを使用して金属が見え始めた為、今回初めてやり直しをしました。
欠損歯以外、神経処置済みで金属の土台が入っています。

河原　雅朗　先生からの回答

奈良県

かわはら歯科クリニック

河原　雅朗先生

仮着についてですね。
リスクということですが、その判断はとても難しいです。
例えば仮着なのでちょっとむし歯になったら外れてしまうでしょう。
例えば5年だとします。
むし歯のダメージはまだ少ないはずです。
そうなるとそこで再度やり直しが出来て、さらに5年もてばトータル10年です。
でも接着剤がしっかりしているとむし歯になってもなかなか取れません。
それで7年経った時にダメになって、抜歯になったら、というようなことが起きないとも限りません。
実際にはどうなるのかというのは誰にもわかりませんから、結局一概にどちらが良いとは言いにくいところもあるということです。
それにリスクという物がどのくらいか？という定量的な物差しはありませんから、答えようがありません。
リスクは相対的に高いか低いかということが言えるだけです。