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痛みや腫れがない歯の再根管治療は必要ですか?

ponboku様44歳女性
一年強前に神経処置済みの歯の歯冠部を一本破損、他の歯一本に横方向にヒビが入る怪我をしました。
残っているエナメル質が多かったので被せ物はしていませんでした。
破損部は暫定的にレジンでくっつけてます。
この度セラミック被せ物をしようと検討しているのですが、あわせて再根管治療を勧められています。
痛みも腫れももないのに再根管治療をやる必要性に疑問を感じているのですが、再根管治療をしないことによるリスクについて、一般論で結構ですのでご教示いただきたいです。
両方とも痛みや腫れ、は全くありません。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
根管治療についてですね。

必要性があるのかないのか、、、何とも言えません。。
もし、ponboku 様が、そのリスクについてすべて承知するということなら、それはそれで必要ないと思います。

たとえて言うなら古い家屋があって、基礎はそのままでとりあえずその上を全部リフォームしたいとします。
リフォームが終わった1週間後に大きな地震が起き、基礎が壊れたとします。
さて、再度作り直すときに基礎の費用からそのリフォームの費用をponboku 様 がすべて出すということであれば、そのリフォーム業者は基礎はそのままでやってくれると思います。
その後に起きた問題について、基礎が原因なら何の責任も持たない、ということです。
リスクをすべて承知するというのは、そういうことです。

根管根管をやり直している最中に痛みが出たり、やはり歯根に何らかの問題があった場合には、被せてからの問題に対して何らかの対応ができるかもしれません。
もしかしたら歯根破折などが見つかり、やはり被せるのは責任が持てないとなる可能性もあります。
責任を持つということはそういうことです。

根管治療をせずにとりあえず土台を立てて被せて、1か月で歯茎が腫れてきたというときに、仕方がない、根管治療は必要ないと判断した自分の責任だというように思えますか?
根管治療をやり直したときのリスクといいますが、それはいったいいつ起きた問題でしょう。
根管治療は必要ないとして何もせずにその上に何か被せるということは、その責任の所在が全く不明になることがあります。
その責任を今回の術者一人にすべて負わすということはどういうことなのか、よく考えてみてください。

レントゲンなどを撮ったうえで再度根管治療を行ったほうが良いという判断をした術者の意見というのは、とても重要なものだと思います。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
亀裂があるので、内部の感染確認ということもあるのかもしれません。
また、接着性の詰め物に変えたいのかもしれません。

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