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ご相談

神経を取る治療中ですが、綺麗になっているか心配です。

ぐるぐるぽん様54歳女性
どうかよろしくお願いします!

現在下の奥歯の神経を取り、根っこの治療中です。

1回目は神経を取りました。

次の予約まで17日間が空きました。

間が空くのは良くないと聞きました。

中の細菌が増えるからとか…本当ですか?

2回目にリーマーで掃除して中に針のようなものを入れて、レントゲン撮影した後に型どりしました。

3回目にかぶせるようですが、きれいに消毒されて、無菌に近い状態になってるのか心配です。

こんなに早く終わっていいのか疑問です。

以前神経を取った時は4〜5回は掃除して消毒してました。

面倒くさいから早めに終わらせてるのかなと思えてなりません。

不十分な状態で蓋をすると後で大変な事になるので、もう少しきれいにしてもらいたいのですが、大丈夫でしょうか?

ほんとに綺麗になってるか、どうやって確認したらいいですか?

もうすこし掃除をしてほしいと言ってもいいでしょうか?

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
根管処置のご質問ですね。

神経が生きていた状態であったのなら出来るだけその無菌の状態を維持して、少ない回数で根っこを詰めたほうがいいですよね。

4回も5回もかかったのは、すでに神経が死んでおり、根っこの先端に病巣があったとか、もしくは神経の管がとても細かったり曲がっていたりしたからかもしれません。

間があくことが御心配なようですが、これはどのような材料でどういった方法で仮のふたをしているかにかかってきます。

心配な場合もありますし、大丈夫な場合もあります。

こればっかりはどういう状況なのかわからないので答えられません。

> ほんとに綺麗になってるか、どうやって確認したらいいですか?
> もうすこし掃除をしてほしいと言ってもいいでしょうか?

すでにきれいになっているのにさらにがりがりすると、どんどん歯質が失われて歯牙破折パーフォレーションといった取り返しのつかないことになることもあります。

根っこの治療はすればするほどマイナスになるという点も考慮したほうがいいです。

塚原 隆志 先生からの回答

愛知県
塚原歯科
塚原 隆志先生
ぐるぐるぽん 様

ご心配わかります。

実際に診察させていただいたわけではないので正確なことはいえませんが、ぐるぐるぽん様がお書きになっていらっしゃることから推測するに根の状態はそのときの感染菌の勢力や種類によって異なります。

耐性のものですと10回以上通っていただかないとだめな場合や、内服薬を飲んでいただいて、からだの内部からも治療しないといけない方もいらっしゃいます。
   
逆に、菌の勢力が弱く1〜2回の洗浄できれいになってしまわれる方もいらっしゃいます。
  
また、もう少し中を洗ってほしいとの事ですが・・・型取りまでしてしまうと中を洗浄するのはそこの医院では難しいかもしれません。

しかし、不安な状態で治療を進めるのも、ぐるぐるぽん様や担当歯科医の両方にいいことではないとおもいますのでご相談(菌の感染も根管内細菌検査でしることもできますし)されては如何でしょうか?

もし相談しにくいのでしたら、他院でレントゲン撮影など診察してもらってもよろしいんではないでしょうか?

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
神経を取る治療と神経が死んでいる根の治療は少し意味合いが違います。

神経を取る治療ですが、きちんと蓋をしているのであれば感染のリスクが下がり、また持続的な消毒剤が入っていればまず感染していないと思われます。

できるだけ早く神経の代わりになるものを詰めることが良いと考えます。

感染を調べる一つの方法としては、細菌培養検査があります。

が通常、この検査は神経の無い感染している根に行うことが多いと思います。

詰めるまでに、叩いてひびくなどの症状が出ていなければ大丈夫ではないでしょうか。

症状を観察してみてください。

玉置 敬一 先生からの回答

玉置 敬一
和歌山県
玉置歯科医院
玉置 敬一先生
ぐるぐるぽん 様

歯科の治療の日数について、依然と大きく違うと戸惑いと不安があるのはよく分かります。

しかし、最近の歯科治療では患者さんの時間的、肉体的な負担を少なくするように努力をしている歯科医師も増えています。

あなたの場合いままであった神経が悪くなったために、今回神経をとってもらったと書かれていますので、その場合は、貴方の書かれている回数で十分な事をできる場合もあります。

以前のケースはどのような状況だったか分かりませんが、神経の穴が複雑な形をしている場合、あるいは、一度治療をしてあった歯を再度必要があり治療しなおす場合などは何度も時間をかけて行う必要のあるケースがあります。

ですから、「回数が少なかったから将来悪くなる」とは単純には言い切れません。

また、貴方の身体の抵抗力が普通でしたら、根管内(神経の穴の中)がきれいになれば、根尖(根の先)から外の部分(歯根膜)の炎症はご自分の抵抗力で治してしまうことができるので、その部分(歯の外:周囲)にすこし細菌が残ったとしても、何度も治療をするといままで無かった細菌を感染させることになるので、できるだけ早く根管充填(神経の穴の中に最終の薬をつめる)する方が良いと考えるようになってきています
(ケースによって全く違うので「早いから良い」「回数がかかるから良い」どちらか一方が正しいという事ではないのです)。

なお、「神経をとってから17日間空いて次の治療であった」とのことですが、治療に使う薬もとてもいろいろ開発されてきています。

ある程度の時間を置いて様子を見て、問題が無ければ次に根充をするという事は、状況を見て判断をしたのであれば(あなたの場合は最終の薬を詰めてからレントゲンを撮り確認している事からも)問題が無いと考えます。

「現在その歯の痛みが残っている」とか何か不安になるような症状が残っているようでしたら、その症状を的確に歯科医師か受付(あるいは歯科衛生士など)に伝えてください。

それ以外は「短いから再治療をしてほしい」などはいわない方が良いのではないかと考えます。

どうしても不安があるようでしたら、セカンドオピニオンの先生に様子を見てもらい「被せても良い状態かどうか」を見てもらうのも一つの方法かと思います。

早く安心できるよう願っています。

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