歯のお悩み相談詳細

ご相談

6歳になる息子の下5番(第二小臼歯)の歯が欠如しています。

ぷー様19歳男性
6歳になる息子の下5番(第二小臼歯)が欠如している事が分かっています。

かかりつけの歯科医から、この先、出来る限り乳歯を残し、成人後にインプラント又はブリッジで対処していく事になるであろう、との説明を受けております。

先日の検診時に、乳歯の根元にヒビが入っていることが判明しました。
6番の永久歯はまだ生えてきていません。

虫歯治療時に神経を抜いている為、乳歯をこのままおいておけない。
抜歯し、インプラント又はブリッジができるまでの間、歯間確保の器具を装着しましょう」
と言われました。

そこで質問なのですが、この方法以外に治療方法はないのでしょうか?

別の歯科医にも相談しましたが、同じような説明を受けました。

この先スポーツ等で歯を食いしばる時に影響はでないのか。
15年近くもその器具をつけていて問題は起こらないのか。

不安に思うことだらけです。
出来る限り最善の治療を受けさせてやりたいと思っています。

治療方法に他の選択肢があるのでしたら、お教えいただきたいです。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
息子さんの歯が先天性欠如なんですね。

最近は10人に1人の割合で先天性欠如があるということも言われていますし、今後このような問題が多く出てくることが予想されます。

通常健全な乳歯であれば確かに出来るだけ保存に努め、その後にインプラントブリッジにしていくというのが一般的と考えられます。

しかし今回のようにすでに乳歯に障害がある場合、大人になるまで待てるかどうか非常に危ういと言わざるを得ません。

インプラントは最低でも18歳くらいの骨の成長が止まってからでないと難しいとされています。
(やろうと思えばやれるんですが、インプラント体がくっつかずに外に排出される可能性が若いうちは非常に高いということで、あまりされていません。)

そこでもう一つ考えられるのが、矯正です。

これは適応になるかどうかということが分からないので一般的とはいえないかもしれませんが、適応ということになれば、矯正によって歯の隙間を埋めるということが十分に考えられます。

もともとスペースがない場合、歯を抜いて矯正するということは今までも行われてきたことなので、そういう意味では適応になるとすれば考慮すべきだと思います。

一度矯正について相談をしてみてください。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
御心配はごもっともだと考えます。

ここまで考えられる御両親であれば大丈夫だと考えます。

私も同じですが、一番大事なことは欠損している永久歯のスペース確保だと考えます。

担当された先生の言われることでほぼ間違いはありません。

インプラントもそうですが、将来的に親知らずを使用した移植という選択肢もありますので、虫歯の無いお口の中を作られる最善策の講じることが当面大事かと考えます。

歯科医院を探す

全国約68,000件の登録歯科医院より、お住まいの地域や治療内容にあった歯科医院を検索できます。

小児歯科に関するお悩み相談

お口の悩みを歯科医師に相談する

ログイン 歯の悩みを相談 歯科医院を検索