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ダイレクトボンディングのリスクや耐久性はどの程度ですか?

あお様42歳女性
お世話になります。
左上5番について、5年以上前に隣接面を含む前部分(側面は3/4残っている状態)をハイブリッドセラミックインレーで治療後、反対側の隣接面にも虫歯ができてしまい、できる限りこれ以上歯を削らない治療を探し求めた結果、現在お世話になっているクリニックにて1月にダイレクトボンディングで治療しました。
その後、つい最近、最初に治療したハイブリッドセラミックインレーが取れてしまいました。
ダイレクトボンディングで再治療も可能だが、また取れる可能性があるため、おすすめはしないとのことでした。
耐久性を考えるとセラミックインレーを勧められました。

そこで、お聞きしたいのですが、ダイレクトボンディングで治療した場合、セラミックに比べてリスクや耐久性はどの程度でしょうか。
また、セラミックインレーにする場合、ダイレクトに比べて健康な部分をかなり削ることになるのでしょうか。
歯は削れば削るほど寿命が短くなるという記述をよく目にします。
歯をできる限り長持ちさせるためにはどちらが良いのか、まだ少し迷っているので、先生方のご意見を伺えたら有り難いです。
よろしくお願いいたします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
実際のところどうなるというのは誰にもわかりません。
全体をかぶせるのではなく一部を残すということは確かに一見いいことのように感じます。
でもそのことによって歯牙破折が起きた場合、その破折線がどのくらいの深さまで行くのかというのは誰にもわかりませんよね。
歯の上の方だけで欠けるならそれはラッキーなのかもしれません。
しかし歯根にまで達する破折を起こせば抜歯がぐっと近くなります。
削らなくても破折しやすい形態が残るというのは、それだけでかなりのリスクになります。
削るリスク、破折のリスク、どっちがどの程度リスクが高いか、、、そんなことは誰にもわかりません。
ただ破折しやすい形状を残すよりは被せてしまったほうが安定するだろう、ということで通常はそのようにすることが多いです。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
材料がよくなったので、かなり持つように思います。
まずは定期的に検診してリスクを減らすのがいいと思います。

池村 光代 先生からの回答

池村 光代
東京都
京橋歯科医院
池村 光代先生
色々な条件がありますので一概には言えませんが、削る量が多いほどインレーの方が強度を保てるので良いのではと思います。
元々インレーが入っているくらいなので、既に大きく削られているのであればセラミックインレーが良いかもしれません。
主治医とご相談ください。

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