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ご相談

2021/06/20

虫歯治療後

冷たいものがしみる程度の歯を治療したら、痛みが増した。

にこ様42歳女性

先日、ご相談し、返答を頂いたのですが、内容がきちんと伝わっていなかったようなので再度ご相談です。

冷たいものが少ししみるため受診
↓
知覚過敏の治療、良くならない
↓
虫歯治療、良くならない
↓
神経の治療、良くならない
↓
抜歯
という流れは理解できます。

ただ今回は、
冷たいものがしみるので受診
↓
レントゲンを撮り、虫歯があるとのことで虫歯治療をしてもらう
↓
冷たいものがしみる程度の痛みだったものが何もしなくてもズキズキ痛み、日常生活に支障が出るレベルの痛みになったことに疑問を感じています。
治療前よりも治療後に痛みが増したことがなぜなのか。
メールの返答にあった
「不可逆的な処置だからです。」ということは理解しています。
〇〇をして治らないから次のステップ、治らないから次のステップ、と進むことはわかっています。
今回は、治らないもなにも、冷たいものがしみる程度の痛みが治療によって何もしなくてもズキズキ痛むようになったので、その原因を知りたいと思いこちらに相談しました。

池村　光代　先生からの回答

東京都

京橋歯科医院

池村　光代先生

冷たいものがしみる程度の虫歯の場所や深さが神経に近い場合、削ると神経に痛みが出てしまうことはあります。
虫歯のみ削ることは難しく、周辺を含めて削るからです。
どこから痛みが出るかハッキリとわからないことも多いです。
神経を温存するために一度ギリギリのところまで削って、痛みが出なければつめものを入れる、痛みが出たら神経を抜いてかぶせものをする、という流れです。

では、治療をしない段階では痛みが少なかったのにという気持ちはわかりますが、そのままにしていたらいずれ進行し強い痛みが出てくる可能性はあります。
あくまで例えばの話ですので、ご自身の治療についてら主治医が一番わかりやすい説明が出来ると思いますのでご相談されると良いでしょう。