>左下の
親知らずが横に生えてきたことが原因で、
まず原因の除去を行わないことには処置は難しいと思います。
お書きになっているようにもともとの原因は
親知らずの生えてきた向きにあるようです。
親知らずを抜かずに処置をしてもしっかりとした処置はできないと考えます。
そしてその次にですが、
親知らずが横向きに生えてきて、
虫歯を作ったということが~
想像すると、奥の歯の
親知らずと接している部分が
虫歯になったものと想像します。
たいていは歯茎よりも下の部分だと思うのですがいかがでしょうか。
そしてその部分に関しては神経ともともと近い部分であることから神経を抜かざるを得ないことが良くあります。
今回3ミックス(正確には3ミックスMP法だと思いますが)を考えられているようですが、基本的にはこの方法は
保険診療では認められていない方法です。
ごく一部の先生が試しにしてみようという感じで行っている治療方法ということ、
完全にふたをすることが出来ない今回のような歯ぐきの下の部分から発生した
虫歯には適応が極めて難しいこと、
成功率が高いか低いか全くわからない
(論文として何パーセント成功だったというような数値が出ていないのでわからないということと、何を持って成功とするのかという成功基準すら決めようのない処置方法であるということ。)
などがデメリットとしてあげられます。
メリットとしてはもしかしたら神経を残せる可能性がある、ということでしょう。
(ただしそのほかの方法で神経を残せる方法もあるかもしれません。その方法と比較してどちらが優位かということも判定不可能です。)
あまりマスコミの言うことに惑わされずきちんと説明を受けた上で処置を受けることをお勧めします。