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保険と自費の根管治療は、設備と器具以外に違いはありますか?

えいす様29歳女性
ネットで調べると、違いは設備・器具の違いであり、ラバーダムマイクロスコープを使えることでより精密な治療ができるのが自由診療
保険内診療ではそのような設備を使わないので精度は落ちると、書いてありました。
しかし、一方で保険内診療でラバーダムマイクロスコープを使用して根管治療をしている歯科もあり、精度の高さを担保しながら保険内で治療していただけるなら、自由診療にする必要がないのではないかとも感じました。

設備や器具以外で、保険内ではなく自由診療にすることで得られる価値・良さはどこなのでしょうか。

以前根管治療した歯の歯茎が腫れており、再根管治療の可能性がでてきました。
自由診療か保険内診療か迷っており、ご意見を頂けますと幸いです。
お願いいたします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
保険と保険外の治療の違いですね。
自分の技術にいかに自信があるかどうか、、、だけです。
器具や材料というのはそのうちの一部にすぎません。
歯科医師の提供しているのはあくまで技術です。
その技術を保険の点数では提供できないということです。

生の魚と酢とご飯を調理して、一皿100円で提供しているところもあれば、1人前数万円からというところもあります。
何が違うのか、、、そりゃいろいろと違うでしょう。
提供する側の価値観、受ける側の価値感、それらが合致すればそれでいいのだと思います。


> 設備や器具以外で、保険内ではなく自由診療にすることで得られる価値・良さはどこなのでしょうか。

正確には言えませんが、おそらく治療成績の差になってくるのだと思います。
その差が出てくるのは5年先、10年先にかかるのだと思います。
もちろん保険でもある程度の治療成績は収められていることでしょう。(例えば6割7割とか。)
それが保険外なら8割9割の成功率ということになる可能性が高いのではということです。
(もちろんそれ以外にももっと様々あるのだと思いますが、私も自費専門のところが実際どのようなことをしているのかまでは詳しく知りませんから、何とも言えません。)

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
ラバーダムマイクロスコープを使用するから自由診療だとする根拠は無いでしょう。
健康保険に収載されていない薬剤を使用したり、健康保険で一般的に行われている術式と違う方法での根管充填法を行ったりすることで、健康保険で請求できないことで保険外診療としていると理解しています。

根管、特に根尖部は解剖学的に複雑になっているケースがあります。
いかに根尖部分をしっかり封鎖できるかにより治療の予後がある程度左右されます。
単純な形態の場合は、保険内で認められている方法でも予後のしっかりした治療が期待できますが、そうでない根管の場合は上手くいかないこともあります。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
自費と保険ですが、時間内のクオリティかもしれません。
どれくらい時間をかけてどのくらいの成功率か、決して失敗とかの話ではなく、お酒に例えれば高いお酒は美味しくて当たり前、安くても美味しいものもある、そのイメージかもしれません。

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