歯のお悩み相談詳細

HOME >
歯のお悩み相談 >
歯のお悩み相談詳細

ご相談

2021/05/25

その他治療方法

歯性上顎洞炎はどのような治療になりますか？

お湯様27歳女性

現在、左上の奥歯(7番)の虫歯を治療中です。
2週間前どうしても歯が痛くなり、歯医者に行きました。
神経を抜くかどうか聞かれ、2週間様子見てから決めたいと伝えました。
スプレー状の消毒？をして終わりました。

数日後左鼻の奥、左頬の痛みを感じて、調べたところ副鼻腔炎かな？と思ったので耳鼻科に行きました。
鼻に異常は見られなかったが、レントゲンで左の上顎洞が腫れているのが分かりました。
虫歯の事を伝えると、歯性上顎洞炎の疑いもあるので、歯医者にも行ってください、と言われました。
鼻炎を和らげる薬や、細菌感染を治療する薬を処方されました。

・歯性上顎洞炎とはどのような治療になるのでしょうか？
・この場合、歯医者ではなく口腔外科のほうが良いのか？

上記2点分かる場合教えていただきたいです。

河原　雅朗　先生からの回答

奈良県

かわはら歯科クリニック

河原　雅朗先生

> ・歯性上顎洞炎とはどのような治療になるのでしょうか？

神経を取るかどうか、ということを迷っている間にすでに神経が死んでしまって、細菌が根管を伝って根っこの先、根尖部に病巣を作ります。
上顎洞という空洞にその根尖が接したり近かったりする場合、その細菌感染が上顎洞にまで波及してしまうことがあります。
それが歯性上顎洞炎です。
ですから根管治療が必要になってきます。

> ・この場合、歯医者ではなく口腔外科のほうが良いのか？

口腔外科である必要性はまったくありません。
一般歯科の範疇です。