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ご相談

奥歯の治療後から顎が痛くなり、顎関節症と診断されました。

れい様23歳女性
顎関節症のことについて悩んでいます。
右の咬筋の部分が痛く、常に張っている状態です。押すと痛く、頭痛があります。
口を大きく開けようとすると、右側に何か引っかかりを感じ、左右同じように口を開けている感じがしないです。
かれこれ、こんな感じのが1年間続いています。

私は1年前に銀歯から白い歯に下の奥歯を全て変えました。
その後に顎が痛くなりはじめ、歯医者で顎関節症と診断されました。
顎関節症と診断されてからは、今まで行っていた歯医者ではなく、顎関節症の専門医がいる歯医者で治療をしてもらっています。
しかし、未だに治っていません。歯並び噛み合わせも変わってきています。

矯正をするか、地元の大きい病院で見てもらうか、歯科大学で見てもらうかの3パターンで案を出してもらっています。
大学生で今オンラインで帰省しており、対面になれば千葉へ行きます。
オンラインになるのか、対面になるのか分からずなかなかその判断が難しく、どこの病院へ行けばいいのか分かりません。

そして、今まで行っていた歯医者も顎関節症の専門医がいる歯医者も、矯正を勧めてきます。
矯正をしたら顎関節症が治る、もしくは病状が軽くなるのでしょうか。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
顎関節症に関してですね。
関節症の症というように、顎関節症は顎関節病ではありません。
病気というのは原因があり、その原因を除去すれば治ります。
ですが症というのはその原因が特定できない、症状でくくったもので、治療についてもやってみて初めて治るかどうか、といったところです。
ですから矯正すれば治るという単純なものではありません。

その上で私が行っている顎関節症の治療としては、まずTCHの是正をしてもらいます。
ネットで調べて対策まで行ってください。
それと顔面の今痛い筋肉についてはマッサージを行ってみてください。
歯科医院で持っていれば(温熱効果を期待した)レーザーを当てるなどです。
咬合状態についてはもちろん被せ物にしたということで変化があるのだと思います。
その点については詳しく咬合状態を見てみないと、触るかどうかについては何とも言えません。
(矯正を含めて何が良いのかネットでは判断できません。)

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
顎関節症と矯正治療ですが、必ずしもリンクしないように思います。
まずは顎関節の得意な先生に診てもらい、それからその先を考えましょう。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
顎関節症の原因が何かにもよると思います。

1年前に奥歯を交換してから症状が出たとすれば、それを外してみるのが一番良かったのかもしれませんが、その後咬合に手を加えているとすれば今更外しても意味が無いでしょうね。

改めて、咬合を再構築するという意味では、軽減の可能性はあるかもしれません。

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