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ご相談

2021/02/07

矯正治療方法

膿のある歯をそのままにして矯正治療を進めても大丈夫？

こま様25歳女性

現在、矯正治療(インビザライン)とインプラント治療を検討してます。
半年程前まで右下奥歯で根管治療を1年ほどやりましたが思うように治らず、今も歯茎に腫れがあります。
インプラントを勧められていましたが、抵抗があり先送りになってました。
先日セカンドオピニオンに行き、インプラントをする必要性を理解できたのですが、行く行くは矯正をしたいと伝えると、インプラントをした後では、矯正ができないと言われました。
矯正である程度位置が決まってから抜歯してインプラントを入れると聞いたのですが、その時まで膿を持っている歯はそのままでも大丈夫なものなのでしょうか。

他の歯に膿が広がっていかないように早めにしたほうがいいという話があったので不安に感じています。
どちらもなかなか費用のかかる話なので不安なく進みたいと思っています。

河原　雅朗　先生からの回答

奈良県

かわはら歯科クリニック

河原　雅朗先生

治療の方針についてですね。
歯茎の腫れた歯がすでにあって、抜歯をせずに矯正を先にしてインプラントをするのが良いかどうかという話ですね。

残念ですが、大丈夫という保証をすることはできません。
不安なく治療をしたいという気持ちはわかりますが、すでに治りきらない歯があって、さらに矯正もしたいということを希望されているわけです。
矯正するのにも数年はかかるけれども、その間歯茎が腫れない保証はありません。
先にインプラントをすると、インプラントは動かせませんから矯正が難しくなる可能性もあります。
いずれにしてもリスクは取らないと治療は前に進まないと思います。