> 4歳の子供が8月に
虫歯の治療をしました。神経に近い
虫歯でした。
> 11月に治療した歯が痛みだして夜中ずっと泣いていて、歯医者に行くと膿んでいて神経が死んでいました。
> 治療した歯が膿んだりするのですか?
時に起きることです。
子供の歯の場合、もともと歯質の体積が小さく、
歯髄が大きいため同じ大きさのむし歯でも大人の歯であれば大したことがない場合でも、子供の歯はあっという間に神経が死んでしまうということがよくあります。
大きさだけではなく歯質も全く違います。
子供の歯のむし歯の進行は大人と比べて断然早いです。
また子供の歯の場合、むし歯処置でしっかり完全に行うということはとても難しいことがあります。
最初の段階でしっかりむし歯を全部取ってしまうと、その時点で神経をとらないといけなくなる可能性もあり、実際には有る程度でとどめるということが多くあります。
(オーバートリートメントよりも出来るだけ低侵襲な治療を行うほうが良いとされているからです。)
>仮詰めをすると痛がるので治療が進まずにいます。
> 神経が死んでもうないのに仮詰めを痛がるのはなんでですか?神経がないはずなのに。
> 今の歯科にこのまま治療をしてもらうのが不安になったので相談しました。
痛みが出ているのは
歯髄(神経)が死んでしまって、細菌がその根っこの先から骨にまで侵入して炎症を起こしているからです。
根管内を消毒していくしかありません。
乳歯は
根管治療がある意味、大人よりもやりにくい面があり、辛抱強く治療をしていかないとどうしようもありません。
4歳で神経まで死んでしまったということから考えて、それまでの食生活や生活習慣などをしっかりと見直していかないと口腔内の環境の改善は見込めません。
(穴を埋めただけでは口腔内の環境の変化はありません。)
しっかりと予防にも目を向けていくようにしましょう。