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ご相談

神経に近い虫歯を治療してから、膿んでしまいました。

M47様42歳女性
4歳の子供が8月に虫歯の治療をしました。神経に近い虫歯でした。
11月に治療した歯が痛みだして夜中ずっと泣いていて、歯医者に行くと膿んでいて神経が死んでいました。
治療した歯が膿んだりするのですか?
今も仮詰めをすると痛がるので治療が進まずにいます。
神経が死んでもうないのに仮詰めを痛がるのはなんでですか?神経がないはずなのに。
今の歯科にこのまま治療をしてもらうのが不安になったので相談しました。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
乳歯かと思いますが、虫歯が深い場合、その影響で神経が死んでしまうことは残念ながらよくあります。
また治療後に膿むことも残念ながら乳歯に関しては頻度が多いように感じます。
根の先が炎症を起こしている場合、大人もそうですが咬合時に痛みが出ることが多々あります。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
> 4歳の子供が8月に虫歯の治療をしました。神経に近い虫歯でした。
> 11月に治療した歯が痛みだして夜中ずっと泣いていて、歯医者に行くと膿んでいて神経が死んでいました。
> 治療した歯が膿んだりするのですか?

時に起きることです。
子供の歯の場合、もともと歯質の体積が小さく、歯髄が大きいため同じ大きさのむし歯でも大人の歯であれば大したことがない場合でも、子供の歯はあっという間に神経が死んでしまうということがよくあります。
大きさだけではなく歯質も全く違います。
子供の歯のむし歯の進行は大人と比べて断然早いです。
また子供の歯の場合、むし歯処置でしっかり完全に行うということはとても難しいことがあります。
最初の段階でしっかりむし歯を全部取ってしまうと、その時点で神経をとらないといけなくなる可能性もあり、実際には有る程度でとどめるということが多くあります。
(オーバートリートメントよりも出来るだけ低侵襲な治療を行うほうが良いとされているからです。)


>仮詰めをすると痛がるので治療が進まずにいます。
> 神経が死んでもうないのに仮詰めを痛がるのはなんでですか?神経がないはずなのに。
> 今の歯科にこのまま治療をしてもらうのが不安になったので相談しました。

痛みが出ているのは歯髄(神経)が死んでしまって、細菌がその根っこの先から骨にまで侵入して炎症を起こしているからです。
根管内を消毒していくしかありません。
乳歯根管治療がある意味、大人よりもやりにくい面があり、辛抱強く治療をしていかないとどうしようもありません。
4歳で神経まで死んでしまったということから考えて、それまでの食生活や生活習慣などをしっかりと見直していかないと口腔内の環境の改善は見込めません。
(穴を埋めただけでは口腔内の環境の変化はありません。)
しっかりと予防にも目を向けていくようにしましょう。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
8月の処置は虫歯になっている象牙質を削除して詰め物をするとういう、充填処置と呼ばれるものだったと思われます。
神経に近い虫歯だったということですが、その時点である程度歯髄組織(神経)がダメージを受けていたのでしょう。
11月になり歯髄炎の症状が出たと思われます。
神経が死んでいたと言われたようですので、一部化膿もしていたのでしょう。

神経が化膿して根の先にが溜まった状態になると、その部分の活動が落ち着くまでに消毒のためのと称して蓋をしてしまうと、中の圧力が高くなって(・ガスの逃げ口が無くなり)痛みが出てきます。
落ち着くまでは穴を開けた状態にしておいた方が良いケースもあります。

治療の流れに問題はありません。お任せしてよいと思います。

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