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定期検診を受けても乳歯の虫歯は見つけられないのでしょうか?

サチ様37歳女性
4歳女児です。
前歯が癒合歯歯茎にニキビ程の出来物ができ、痛みはありませんでしたが受診しました。
医師からはで前歯は虫歯で神経が死んでいました。
治療が必要な為、通院し始めています。
今は歯を削りを出している状態です。

今まで自主的に定期検診を受けており、保育園でも検診があり異常なしでした。
ちなみに1か月ほど前に今回とは別の歯医者に定期検診を受けに行ったばかりで腑に落ちないところがあります。
2歳の時に同じ箇所が虫歯になったことがあり治療をしていましたので、特に注意をしてたので。
虫歯は親の責任でもあると思うので、治療を嫌がる娘を見て苦しくなります。

お聞きしたいのですが、定期検診をこまめに受けていても虫歯は見つけられないのでしょうか?
ここまで進行してから見つかるのでしょうか?

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
定期検診をしていたからといってむし歯が予防できるわけではありません。
特に一度治療した歯については、上辺はきれいになりますが、奥の方でむし歯が進行してしまうこともあり、これはなかなかわかりません。
また癒合歯ということですが、こうなると中の神経がどのような形態になっているのか一般論がないので歯科医師にもわかりません。
レントゲンを撮っても立体的に把握できるわけではないので、むし歯があるからといってガンガン削ることもできないということになります。
(削り過ぎたら神経が出てきますし、削らないとむし歯が進行するし、、、正解がないんです。)

また癒合歯という場合、歯と歯の癒合しているところが溝になり、乳歯は特になんですが、歯周病の変形として根尖病巣を作ることがあります。(乳児臼歯で時に起きます。)
そういうことも関係してるのかもしれません。
いずれにしても乳歯のむし歯は大人の歯よりも難しい面があるということはご理解ください。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
サチ 様、初めまして。
お子様のむし歯で、ご心配の事と拝察申し上げます。

乳歯は、一般的に永久歯と比較致しますと、むし歯の細菌が歯髄に進行し易く、今回の様に神経が死んでしまう事が多々有ります。
文面から推測いたしまして、新たなむし歯が原因では無く、2歳の時に充填した場所に、細菌が潜んでいて、それが神経を死に至らしめたものと思われます。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
まず、幼児の虫歯治療は、唾液のコントロールが非常に難しいということをご理解ください。
前歯など樹脂による目立たない材料による治療は、基本的に充填時に唾液に接してしまうと歯と十分に接着していない場合があります。
唾液に触れていない部分がくっついていると、歯茎側の唾液に触れている部分があっても、詰めた充填物はすぐには取れてきません。
しかし、くっついていない部分では、歯と詰め物との間から細菌の侵入を許してしまうことになり、気付かないうちに虫歯が進行して、場合によっては今回のように歯髄壊死まで進んでしまうことも考えられます。

手を付けていない部分の虫歯は、目視である程度診断が付きますが、一度治療して詰めてしまうとその中の部分の進行はレントゲンで検査しないと把握できないこともあります。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
定期検診で虫歯が見つけにくいこともありますし、完全に予防ができないことはあると思います。

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