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2020/08/25

歯性上顎洞炎はCTやレントゲンでわかるものでしょうか?

ぱぱ様45歳男性
上の生活歯が第二臼歯を垂直に歯根破折しまして、抜歯をせずに延命治療(根管治療根管充填)をしていただきました。
※原因は長年のTCH食いしばりなどのようです。
※実施に歯は根の前まで割れており、根はヒビが入っている可能性があるといわれています。根のヒビは見えないわからないそうです。

そこで、以下のような症状が数か月経っても続いているのですが、歯性上顎洞炎ではないか?などと気になってきました。
一般的にその疑いはあるのでしょうか。
その場合は、明確にCTなどを受診してわかるものなのでしょうか。
教えて頂きたく相談させていただきました。

(症状)
・下を向いた際に違和感がある
・後頭部をたたくと歯が響く
 ※側頭だとあまり響かず、歯を手で押さえると響きは緩和する
・歯を軽くたたくと少し痛みがある
 ※こちらは割れているからでしょうか

いずれにしても歯根破折抜歯が基本ということは理解していますが、歯性上顎洞炎抜歯しても治らない場合もあるとネットで見ました。
自然に治ればよいのですが、そのようにもならないような記事もみて、心配になりました。

まずは、症状が歯性上顎洞炎がどうかがCTレントゲンで分かればよいのですが、意見をお伺いしたうえで、担当の歯科医とも話してみたいと考えております。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
> いずれにしても歯根破折抜歯が基本ということは理解していますが、歯性上顎洞炎抜歯しても治らない場合もあるとネットで見ました。

状態が悪くなればなるほど治りにくくなると思います。
上顎洞そのものの状態、鼻中隔湾曲症などがあると上顎洞炎になってしまった場合、より治りにくくなることがあります。
そのためには上顎洞炎を発症させないことが大切です。


> まずは、症状が歯性上顎洞炎がどうかがCTレントゲンで分かればよいのですが、

症状からも十分考えられることですし、CTを撮るとさらにしっかりわかると思います。
ただ100パーセントの確率かというと、そういうわけではありません。
病気というのは怪しいものを一つ一つをつぶしていってその原因を探るという側面があります。
鼻の方に問題があるのであれば、ESSを行ってそれでも上顎洞炎が治らないとなると歯性上顎洞炎の可能性が高くなるというような診断もあり得ます。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
歯が破折しているのであれば、まずは抜歯が必要かと思います。
破折歯が存在して、治ることは考えにくいかと思います。

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