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奥歯に詰め物していますが、噛み合せるとしみるし、痛いです。

サンディ様57歳女性
左上下の第二臼歯に銀のつめものをしています。

以前からそのつめものと歯の間に一部隙間が出来、ずっと気になっていたので、上の歯のつめものをやり直してもらいました。

上の詰め物を入れた後、噛み合わせの調整だと言って、下の詰め物の歯を削って調整されました。その下の歯もつめものと歯の間に一部隙間(先生が言うには夜かみしめをしていて、”かけた”ものだそうです)があったのですが、上の歯の調整に削られたら、”かけた”部分が大きくなり、下の歯も痛くなってしまいました。しみるし、噛むと痛いのです。

上も下も奥歯が痛くなり、先生に話したところ、顎関節にも問題があり、噛み合わせの調整をするより様子を見た方がいいと言われ、3週間我慢しました。その間も噛むと上下奥歯は痛くしみました。

3週間後、診てもらった方がいいのではと思い、昨日再び歯医者に行ったところ、とにかく歯の治療をするよりマウスピースを入れて、顎の調整(噛み合わせの様子を見る)をした方がいいと言われ、マウスピースを作ることになりました。

特に昨日は歯をいじることはなくマウスピースの型取りをしただけですが、昨晩は上下奥歯の痛みが激しく寝ることも出来なくなってしまいました。様子を見ていた3週間も夜寝ているとうずくことはあったのですが、昨日の痛みは激しいものでした。

私としては全くの素人ですが、削られて痛くなってしまった奥歯の下を治療しない限りマウスピースで改善されないのではないかと思っています。奥歯のあいている隙間(穴みたい)に食べ物が来て噛むと、キーンとした痛みがあるから噛み合わせの問題ではないと考えているからです。

確かに顎関節には問題があるのは自分でも感じていました。大きな口をあけると顎が痛くなることもあったし、顎の位置が落ち着かなかったり、噛むと左右の顎関節が均等に開閉しなかったりしていました。

先生は治療方法に関しどうお感じになりますか。このままそこの歯医者で治療を続けていていいのか不安です。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
いろいろ治療の方法はあるかと思います。

最近増えてきているのは、歯ぎしり食いしばりなどから起因すると思われる、痛みが多くなってきたように感じます。

特に虫歯ではないのですが、痛みや冷温水痛の発現を経験します。
この場合、咬み合わせの調整や相談の中にあるマウスピースもその一つです。

ただこの場合、欠けた部分での症状が認識されていますのでまずはその欠けた部分を治療するのが良いのではと私自身は思います。
その治療の後、症状が消えない場合その先の治療に進むのが良いのではと考えます。

もう一度先生にいわれて、まずその部分の治療をしてもらって見てはいかがでしょうか。

駄目な場合は致し方ないこともあると思います。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
可能性としては実はどちらの場合もあり得ます。

しみる痛みが、歯にひびが入っているのが見えて、そのために起こってきていると判断した場合、すぐに神経を取ってしまわずに強く当たっている咬み合わせを調整したり、マウスピースで夜間の強い噛みしめの力を分散したりといったことで、少しでも歯の神経を残そうと最大限努力するということであれば、今行っている処置で間違いないと思います。

ただ、やはり上の詰め物の適合が悪かったり、高かったりした場合、やはり上のほうをしっかり調整しないと治らないし、下の歯に関しても早めに処置をしたほうがいいということが言えます。

上下どちらの歯を削って調整したほうがいいか、全体の歯並びの中で、飛び出しているほうを優先的に削った方がいいので、下の歯を削って調整するという処置が、ネット上で正しいかどうか、という点に関してもぢ知らもありえるということになります。

でもすでにかなりの痛みもあるようですし、なかなか納得できる説明もないようなので、セカンドオピニオンで、ほかの歯科医院にかかって相談するのも一つの選択肢だと思います。

稲澤 陽三 先生からの回答

稲澤 陽三
長崎県
稲澤歯科医院
稲澤 陽三先生
上下どちらかの歯、多分下の歯の隙間に食べ物が入り込み神経を刺激しているのかも知れません。

そうだとしたら当然治療しなければなりません。顎関節の痛みではなく歯の痛みがあることを訴えた上、担当医と良くご相談ください。

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