歯のお悩み相談詳細

ご相談

2020/03/07

虫歯治療後、冷たい物がしみるようになりました。

ゆずき様28歳女性
去年の12月頃、歯を2カ所治療しました。
治療終了後、少し経ったときにその2カ所が冷たいものを食べたり飲んだり、歯磨き後のうがいを冷水ですると歯がピキっとしみる感覚がありました。
そのことを治療した歯医者さんに相談したところ、「プラスチックの詰め物をしているからしみるのは仕方ない、しみるのが嫌ならどちらも神経を抜いて治療するしかない」と言われました。
歯の治療後に染みるのを自分なりに調べてみると「治療の失敗の可能性がある」と出てきて不安になりました…。
病院を変えた方が良いでしょうか?

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
深い虫歯を処置した場合など暫く痛みが続くこともありますが、次第に治まってくるはずです。
樹脂は基本的に歯にくっつかないものですが、最近の接着技法の発達で、しっかり管理したもとで処置すれば辺縁封鎖がしっかりされるようになっています。
但し、何らかの原因で、歯と樹脂が剥離していたとすると、しみるようになります。
歯髄が変性しているかどうかわかりませんので、とりあえず詰め直しをして頂くのも方法かと思います。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
治療後にしみてきたんですね。
ミスというわけではありませんが、時にそうなることはあります。
ほかの歯科医院で再度詰め直しなどをしてもらったほうがいいと思います。

玉置 敬一 先生からの回答

玉置 敬一
和歌山県
玉置歯科医院
玉置 敬一先生
ゆずき 様

治療後の歯がしみるのは心配ですね。
ただ、あまりあわてなくて良いのではないかと考えます。
う窩虫歯)の細菌に感染したところを取ると、象牙質という部分の厚みが薄くなり、悪い部分を取った穴を白い材料で埋め合わせをしてもごくわずかたわむのを感知して痛んだり、あるいは冷たいものを感じたりします。
プラスチックとおっしゃった材料は、セラミックの細かい粒子を高分子の化合物に混ぜてそれを口腔内で光を用いて固まるようにした、とても良い材料です。
「プラスチックの詰め物をしているからしみるのは仕方ない」とぶっきらぼうに言われると、とても不安になるかもしれませんが、良い材料で治療してもらっていると思えます。
ただ、ご本人には食事や冷たいものを飲むたびに感じるのは大変不安になるでしょうが、しみる刺激を少しずつかけていくと、歯の歯髄腔(神経の入っている穴)の中にカルシウムを沈着させて自然に他と同じように感じるようにしていきます。
何ヶ月か半年、1年の単位で根気よく治していくことになります。
しみるだけで神経を取るのはとてももったいないです。
歯科医師は患者さんからしみる訴えが続くと、することは神経を取るしか方法がなくなります。
もし、辛抱できる程度凍みるのであれば、大変でしょうがもう少し我慢して、少しずつ刺激を加えながら様子を見てはいかがでしょうか。
もう少し様子を見て、だんだんにしみるのがきつくなるとか、痛みが出るとかの症状が出てくるようでしたら、歯科医師にもう一度相談してみてください。
それまではだんだんと落ち着くのを待つのが良いと思います。

いろいろなケースがあります。
その中には「治療の失敗の可能性がある」というのも一つですが、たくさんの可能性の一つでしかありません。
簡単にそのような結論を出すのは早計だと思います。
早く落ち着くように願っています。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
冷水痛ですので、ある事ですが、少し経過を見るのもいいかと思います。

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