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2019/08/25

歯医者に行ったら「Cがある」と言われた。CO、C1どっち?

にっく様23歳男性
私は定期的な検診のために、1年に一度は歯医者に行くようにしています。
2年間虫歯がないと歯医者から言われていました。
その後、引っ越しすることになり行きつけの歯医者に行けなくなりました。
最後に歯医者に行ってから10ヶ月後に歯医者に行くと、虫歯が4箇所あると言われて削る必要があると言われています。
その歯医者と歯科衛生士が私の歯を見たときに「Cがある」とだけ言っていたのは覚えています。

業界的には「C」とだけ言った場合の虫歯の状態はCOC1どちらを指す場合が多いでしょうか。
前の歯医者では削る必要がないと判定されていた歯も削られていたので、その歯医者を今後信用して良いのか不安に感じています。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
むし歯といわれたんですね。
Cというのが業界的に何を指すのか、ということですが歯科医院、歯科医師によって様々です。
でもCOについてはCOというと思うので、Cと言われたらC1C4の何をさしていてもふしぎではありません。
長年見て経過を追っているC1C2なら削らずチェックだけということもありますし(前医)、初めて見る初診の人のむし歯であればできるだけむし歯が小さくても処置をしようとする、ということも考えられます。(後医)
むし歯の判断は非常にあいまいなところがあり、正解もあるようでありません。
そういうこともご理解ください。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
Cとなると削る必要がある可能性があります。
予防メインのところとそうでないところで治療方針が少し変わる可能性があります。
どちらも間違いではないので、ご自身に合うところを探すのがいいと思います。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
にっく 様、初めまして
むし歯の判定用語についてお知りになりたい事と拝察申し上げます。

1.健診(学校健診等)の基準ではC0(要観察歯)と、C(C1C4を含む)です。
2.健康保険では、C(C1C4を含む)のみです。

COは安易に歯を削らないで、経過をみる歯です。
COとCの判別はなかなか難しいところが有ります。
単なる黒や茶褐色の色はCOと判定されます
少しでも軟化象牙質の存在や、穴を認めた時はCです。

ご不安の場合は、セカンドオピニオンで、他医の診察も選択肢の1つです。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
口腔内を視診して、カルテの表書きに記録する場合、単にCと表記する先生もおられるようですが、そのCはCOC1C2C3全てを含んでいると思います。

ご承知のように、COエナメル質の白濁、C1エナメル質に限局したカリエス虫歯)、C2象牙質まで進行したカリエス虫歯)、C3歯髄組織まで進行した虫歯となりますが、あくまでも目視での診断となります。
削って治療の必要があるかどうかはレントゲンなどを使った検査結果によったり、その先生の経験により判断されるものと思います。
Cと診断・表記されたものでも経過観察あるいは、フッ素などを塗布して進行を抑制して削らずにおくこともあります。

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