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奥歯の被せ物の作り直しを勧められた。どういったものが良い?

にぼし様36歳女性
年齢30代女性、昔から虫歯を繰り返し治療をしてきており口腔内環境はあまりよくないかもしれません。

最近定期検診がてら、歯科医院へ行きました。
一年前通っていたところとは別の歯科医院の為レントゲンを撮り、歯の状況を見ていただきました。
現在下の第一小臼歯銀歯を保険で白い被せものにできるとのことで両方型をとり被せているところです。
この後に、第一大臼歯銀歯が型が合っていなく大きい為、隙間にごみがたまりやすく歯間ブラシも通りにくくよくないので銀歯の作り直しを勧められています。
現在の歯科医院では予防に力を入れているのが伝わり、衛生士さんから歯周病についてや歯間ブラシの大切さなど教わり、今さらですが歯間ブラシを頑張ってやっています。
確かにその奥歯のあたりは歯間ブラシが通りにくく食べかすも詰まりやすいです。
どうにかしたい気持ちはあります。

気になるのは、虫歯治療ではないが銀歯を作り直す為に一応ある元の歯を削られてしまうのが気になります。
極力なら自分の歯を残しておきたいのですが、それよりも銀歯を作り直す方が今後のことを考えるならメリットあることなのか。
現状維持で歯間ブラシを頑張るではダメなのか。
また、今の年齢で考えたらと金銭的余裕があるなら、セラミックメタルフリー素材も考えた方がいいのか。
左の第一大臼歯は神経の治療もしており、レントゲンでは神経が短く写っており土台が不安定とのこと。
また歯周ポケットがその部分だけ8ミリ程度と深くなってます。
右の第一大臼歯は神経や歯周ポケットに問題はありません。
両方の第一大臼歯は全面銀歯の被せもので覆われており、元の歯がどの程度残っているか把握できてません。

長くなりましたが、極力元の歯を失いたくないのと、もしメタルフリーを検討するならどういったものが適応しやすいのかアドバイスいただけますと幸いです。
よろしくお願いします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
あっていない被せであればやり直すことに意味はあります。
多少削り足すことはあると思いますし、再度の根っこの治療を行うのであれば元の歯はさらに多少は失われるでしょうが、きちっとしたものを作るのであれば、そのほうが良いと思います。
セラミックであればプラークも付きにくく、より長持ちすると思います。
個人的にはフルジルコニアは好きではありません。
ハイブリッドセラミックも実態はプラスチックなのでよくありません。
それ以外のメタルボンドやイーマックス、セレックというようなセラミックであればいいと思います。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
世の流れ的にはメタルフリーに傾いています。
が、最終的にはご自身がどれに重きをおくのかだと思います。
現状維持もいいと思いますし、ものが詰まる部分をきちんと直してメンテナンスをかけるののも良いと思います。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
被せ直すといっても、必要が無ければ新たに削る量が増えるということはありません。
もし、外してみて悪くなっている部分があって削る必要があったとしても、早期の対応ということになり手遅れ状態を防ぐことになります。
勿論、しっかり管理するから現状維持ではいけないかと聞かれれば、それでよしとするならば否定はできません。
より良い状態を希望するかどうかだと思います。
形態も悪く、ご自分の管理が難しいのであれば交換もよいのではないでしょうか。

e-Max、オールセラミックジルコニアなどなどいくつかの種類があります。
それぞれ特徴がありますので、その歯科医院でどれを提供しているかお聞きになって決めればよいと思います。
ちなみに、両側の第二大臼歯咬合がしっかりしてれば、下顎第一大臼歯は、小臼歯同様に健康保険の適応があります。しかし、基本樹脂ですので、強度を確保するために厚みが必要ですので、土台となる歯を削る量は多くなります。

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