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根管治療後1ヶ月経つが、歯が浮いているような違和感がある。

カリーニ様50歳男性
2ヶ月ほど前に、突然左上の親知らずから数えて3つ目の歯に激しい痛みが起こり、歯医者でレントゲンを撮ってもらったのですが、神経を抜く治療が必要かも知れないとの説明があり、もしかしたら痛みが引くかも知れないので少し様子をみましょうということでしたが、結局痛みが引かず神経を抜き根管治療をしてもらいました。
一度虫歯の治療で銀歯の被せをした所でしたが、被せは外さずに上部を削って根管治療をしたようです。
治療後にレントゲンも撮っておられたので、治療自体は問題無く終わったと理解しておりました。

根管治療後1ヶ月経つのですが、浮きがあるような違和感が消えないので担当医に聞いたのですが、炎症があったところなので違和感が消えるのに時間が掛かると言われました。
この違和感は本当に消えるのでしょうか?
食べ物を食べたり、例えばたくあんくらいの固い物を食べても若干違和感があるものの、普通に食べることは出来、常時疼きや痛み等がある訳では無いのですが気になります。

はっきり感じる自覚症状としては、フロスを通して抜いたときに違和感を感じる事と、歯を叩いた時に痛みを感じるような響きがある状態です。
体調によっては舌で歯を押すと違和感を感じる事もあります。

現状、どういった状態にあると考えられますか?
再度の根管治療が必要になるのでしょうか?

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
少し経過観察で見てみるのが良いともいます。
また、食いしばりなど不定愁訴の確認も必要です。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
根管治療後違和感、浮いた感じがあるんですね。
炎症が残ってるという状態だと思います。
このまま痛みが引くこともありますし、そうではない場合もあります。
再度の根管治療をしたほうがいいこともあります。
状態を見ながら私なら再根管治療も考えます。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
神経を取るということは歯にとってかなりのストレスの掛かる処置になります。
歯は、それにかかる圧力を感知する組織として、根の周囲に骨との間に歯根膜という組織を持っています。
非常に繊細な感覚器官です。
軟らかいもの、硬いものを認識するのもこの組織の役目です。
薄紙1枚咬んでも認識します。

神経を取った場合は、この歯根膜に一過性の炎症が起こりますので、本来安静にしてあげるべきです。
歯根膜を安静にするということは、歯に圧力が掛からないようにするということです。
そうするためには、咬まないように咬合面を削り落とさなくてはいけません。
削った場合は、根の治療後にしっかりと咬むように被せるという処置まで必要になります。
そこまでするか、今回のように噛み合わせを変えずに咬合面に穴を開けるだけで対処するかは先生の判断、その時の状況で変わってきます。
安静を保たれずに処置をした場合は個人差はありますが、治療後の違和感が比較的長く続く場合もあります。
しっかりと治療されていればいずれ収まってくるはずです。
神経の処置をした歯は、体調により多少違和感が出る場合もあるようです。

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