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インプラントは骨の回復を待ってから入れる?待たずに入れる?

コニー様42歳女性
以前こちらで相談させていただいた歯をセカンドオピニオン、サードオピニオンの末、抜歯しました。
抜いた歯は保存どころか全く使える状態の歯ではなくて、ヒビも骨吸収もいたるところにあり、根元の骨吸収はもう少しで歯槽神経まで到達するような状態だったらしいです。

次はインプラントを考えているのですが、一つ目の医院では、8ヶ月から1年待てば何もしなくても骨は完全に元に戻るので、そのままインプラントができると言われました。
次の医院では、このままでは骨の高さが足りないのでなんらかの方法で骨を足さなければならない、また2ヶ月、長くてとも3ヶ月ほどでインプラントを入れないと逆に骨が弱くなって厚みがなくなる、8か月なんか待ってはいけないと言われ、一体どちらを選べばいいのか分からず迷っています。

骨吸収があった後のインプラントは何もせず骨の回復を一年ほど待つ。
待たずに可能な限り早くインプラントを入れる。
どちらが一般的な考え方なのでしょうか?

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
どちらも正しいと思いますが、ご自身の相性のいい先生の方針でいいと思います。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
抜歯後のインプラントについてですね。
どのくらい待つのがいいのか、一般論は、、、ということに関してはなかなか答えが出ていません。
少々骨が痩せるということであれば待てば待つほど骨が安定して良いということになりますが、どんどん骨が痩せてしまう場合には下手に痩せるのを待っているのは良くない結果になることもあります。
(どのみち骨を増やすんだから、という考えもあります。)

どの程度骨が痩せるか、ということを先生によって予想するわけですが、その予想が先生によって違うことがあります。
そしてその予想が両者とも当たる場合もあれば当たらないこともあります。
要は不確定な要素があるので一般論では通用しないということです。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
抜歯が必要だった歯の状態によりその周囲の骨の吸収形態が違います。
広範囲に皿状に骨吸収があった場合は、多くの回復は期待できないでしょう。
しかし、つぼ状に骨のヘリが上部に残っている形態の時は、ある程度の回復は期待できると思います。
下歯槽神経に近いところまで骨が吸収していたとすれば、埋められるインプラントは短いものになってしまいます。

条件が悪い場合は、骨造成をして十分な環境にインプラントしたいものです。

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