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ご相談

顎変形症かどうかの診断は、矯正歯科の初回相談でわかりますか?

まな様33歳女性
受け口です。
顎変形症かなと思うのですが、もしかしたら違うかもしれません。
顎変形症かどうかの診断は、矯正歯科に行った時の最初の相談では分からないですか?

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
受け口というだけでは顎変形症という診断は下せないと思います。
診断基準があると思いますが、私は詳しく知りません。
レントゲン撮影、分析ということが必要だと思います。
(矯正歯科の中でも診断を下せるのはさらに一部だと思います。)

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
基本、わかると思います。
心配であれば、大学病院歯科で診てもらうと良いと思います。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
顎変形症かどうかが気になる事と拝察申し上げます。
一般的に顎変形症の診断、治療は、以下の様な手順で、実施されます。

1.相談
ここで、患者様の主訴(一番治したいところ、一番気になるところ)をお伺いします。
特に顔貌の変化に関しましては重要な要素になります。
    
2.検査
頭部レントゲン規格撮影(セファロ)
正面写真
 顔貌の左右の対称性、咬合平面の位置、上下顎骨の水平的位置関係
側面写真
 頭蓋に対する上下顎骨の位置関係、成長方向
 上下顎骨の大きさ、前後的、垂直的位置関係、軟組織のプロファイル
 歯列の位置関係、前歯部歯軸の状態
パノラマX線撮影
 歯数、智歯の有無・生え方、大臼歯の位置関係、顎関節の状態、埋伏歯過剰歯の有無
CTレントゲン検査
 虫歯歯周病の状態
平行模型(歯型)
 歯牙の大きさ、歯列の幅・長さ、咬合状態、歯槽基底部の幅・長さ
顔貌写真、口腔内写真
態癖検査

3.分析・診断・治療計画
 2.の検査結果をコンピュター分析にて診断をたてます。
 診断に基づき、治療方針・治療計画を作成。

4.御説明
 3.の結果を充分ご説明後、分析結果・治療計画書等を患者様にお渡し。
   
5.治療開始
 4.のご説明の後、患者様が納得された場合に初めて治療開始になります。

変形が強い場合は、ご相談の時点で、顎変形症の診断が濃厚な場合も有ります。
尚、診断は、
「自立支援法指定医療機関」
「外科矯正施設基準認可医療機関」
「顎口腔機能診断医療機関」
の資格を有する矯正歯科のみで可能です。
数はかなり少ないです。

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